こんにちは!
東京都議会議員・北区選出のこまざき美紀です。
3月17日、18日と、厚生委員会にて予算審議が行われました。
皆さんの声から課題をぶつけていきます!
保険医療局質疑
「受動喫煙・歩きたばこ編」
受動喫煙防止対策については、北区議時代から取り組んできました。
今後も東京都から施策を推進し、受動喫煙ゼロ・歩きたばこゼロの東京都・北区を目指します‼️
長いですがどなたにでも分かりやすく記載しましたので、是非ご覧ください‼️

🌟質問ダイジェスト
①新年度予算の詳細について (屋内・屋外公衆喫煙所の整備)
②都補助活用による密閉式喫煙所に関する実績
③東京都では、令和17年度までに成人喫煙率10%未満を目標としているが、どのようにPDCAサイクルを回すのか?
④直接喫煙者に届くよう喫煙所内の周知啓発を行うなどの更なる強化対策
⑤新たな喫煙者を増やさない取り組み
⑥歩きたばこ対策
→㊗️屋外での喫煙の際に必要な受動喫煙への配慮等について、新たに「検索連動型広告」を活用し普及啓発を行っていただけることに!
–全文–
来月、2025年4月、東京都受動喫煙防止条例の全面施行から5年を迎えます。
本条例の施行により、都内において、お子様づれのご家庭や呼吸器のご病気を抱える方なども望まない受動喫煙に脅かされることなく、安心して外食ができるようになったとの喜びの声が多数届いています。
私自身も子育て当事者であり、この条例に助けられた1人です。
都の取り組みを高く評価しております。
屋外での喫煙施策について質問します。
屋外の喫煙所に目を向けると、地元・北区においては、タバコの煙が漏れることで苦情が多いパーテーション式の喫煙所から
都の補助事業を活用した密閉式喫煙所の設置が予定されている場所もあり、区民から大きな期待が寄せられています。

【質問1】
新年度予算案において、受動喫煙防止の強化対策として、屋内・屋外公衆喫煙所の整備に関する予算計上がございますが、その詳細について伺います。
(東京都答弁)
A1
○都は、受動喫煙を生じさせることのない社会環境を整備するため、区市町村が地域の実情に応じて取り組む公衆喫煙所の整備を、包括補助により、補助率2分の1で支援している。
○来年度は、これまでの申請額等を踏まえ、屋外公衆喫煙所の整備について、煙が漏れにくいコンテナ型1か所当たりの補助基準額を1,000万円から1,700万円に引き上げ、支援を拡充する。
【質問2】
ここで、これまでの東京都補助による密閉式喫煙所を含めた喫煙所整備数と、東京都補助を活用し喫煙所設置を実施している区市町村数について伺います。
(東京都答弁)
A2
〇都の補助を活用して整備された公衆喫煙所の数は、補助を開始した平成30年度から令和5年度までに計340か所、補助を活用したのは、22区21市2村の計45自治体である。
—
喫煙所の形態については、場所や地域事情がございますので、一概に密閉式が良いとは言えませんが、本事業がスタートして6年間で340もの喫煙所の設置に貢献できたことがわかりました。
喫煙者も非喫煙者も気持ちよく過ごせる環境づくりに一層努めていただきたいと思います。
こうした喫煙所の整備がどんどん進められている一方で、喫煙者への取り組みも重要です。
3月12日に行われた予算特別委員会において、我が会派の小山都議から受動喫煙防止に関する質疑がありました。
東京都からは、目標を定めている「健康推進プラン21」において令和17年度までに成人喫煙率10%未満を目指す旨のご答弁がありました。
この数値は、国が掲げる「令和14年度を期限に12%まで減少」という目標よりも、さらに高いものとなっており、国を牽引する目標を掲げていることを大変心強く思っております。
【質問3】
令和10年の喫煙率を指標に中間評価、令和13年の喫煙率を指標に、最終評価を実施する予定と認識していますが、令和17年度までに目標を達成するため、どのようにPDCAサイクルを回していく予定か伺います。
(東京都答弁)
A3
〇 都は、健康推進プラン21(第三次)で掲げる目標の達成に向け、進捗管理等を行う場として、学識経験者や関係団体等で構成する「健康推進プラン21推進会議」を設置している。
〇 推進会議やその下に設置する部会では、指標の達成状況に加え、禁煙治療費助成を行う区市町村への支援や、たばこの健康影響に関する普及啓発などの取組状況を毎年確認し、評価を行っており、必要に応じて取組の見直しを行っていく
—
喫煙率を減らすにあたり、希望する1人でも多くの方が禁煙に成功できるよう、支援することが重要です。
それには都の包括補助事業を活用した、区市町村による禁煙治療費助成制度も大変効果的だと考えます。
しかし、喫煙者が禁煙してみようかなと思ってもらえるような、動機づけにも同時に力を入れていかなくてはなりません。

【質問4】
禁煙外来の啓発、タバコの害の周知について、直接喫煙者に届くように喫煙所内の周知啓発を行うなど、更なる強化対策が必要と考えますが都の見解を伺います。
(東京都答弁)
〇都は、喫煙率の減少に向けて、区市町村や関係団体とも連携し、たばこの健康影響に関する普及啓発や、禁煙を希望する人への情報提供を行っている。
〇今後、公衆喫煙所で直接喫煙者に働きかける啓発などの効果的な事例について、毎年行っている担当者連絡会を通じて、区市町村と共有を図るなど、喫煙率を下げるための取組を強化していく。
【質問5】
さらには、新たな喫煙者を増やさないためにも、特に若年層や20代に対するアプローチが必要と考えます。都の取り組みと見解を伺います。
(東京都答弁)
A5
○都は、児童・生徒が喫煙や受動喫煙に関する正しい知識を身に付け、自ら考え、家族や友人と話し合うきっかけをつくるため、毎年度、都内の小学4年生から高校生を対象に、20歳未満喫煙防止・受動喫煙防止ポスターコンクールを行っている。
○また、コンクールの入賞作品を活用し、小中高生向けの禁煙教育副教材を作成し、学校を通じて児童・生徒に配布することで、将来にわたる喫煙防止を呼びかけている。
○さらに、今年度から行っている世界禁煙デー・禁煙週間に合わせた都庁や東京スカイツリーなどのライトアップに際しては、SNSを活用して啓発を行うなど、幅広い世代に向けて、禁煙等について考えることを働きかけている。
続きまして、歩行喫煙について伺います。
歩行喫煙いわゆる歩きタバコは、残念ながら見ない日はないほど頻繁に見受けられる状況です。
自転車に乗りながらの喫煙も頻繁に見かけ、「子どもと安心して歩行できない」という保護者からの不安の声も上がっています。
前後の通行者、特に目線の低い子供たちにとっては火傷の危険性もあり、受動喫煙含め大迷惑な行為です。
都内の区市町村のほとんどにおいて、条例により歩行喫煙が禁止されています。
こうした取り組みは、都内全域で実施されているものの、罰則規定がない自治体も多く、進んでいるとは決して言えません。
【質問6】
環境美化、歩行者の安全確保の観点から、歩行喫煙の対策も重要です。
区市町村の環境部門と連携した対策が必要となりますが、保健医療局の観点から都としての取り組みと見解について伺います。
(東京都答弁)
○都が開催する、受動喫煙対策に係る区市町村との担当者連絡会には、区市町村の環境部門にも参加いただいている。
今年度は、屋外公衆喫煙所の設置・運営のポイントに係る研修や、区市町村の条例等に基づく屋外での喫煙ルールの啓発等に関する情報交換を行うなど、区市町村の環境部門と連携して、受動喫煙対策に取り組んでいる。
○また、都が行った調査で、屋外での受動喫煙を経験した方が一定数いたこと等を踏まえ
【新】来年度、新たに、検索連動型広告を活用し、歩道や建物の出入り口付近などの屋外での喫煙の際に必要な受動喫煙への配慮等について、普及啓発を行っていく。
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最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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