6月議会に引き続き、9月も
現場の声を届けるため
登壇させていただきました。
有難いことに、今回も
忙しい仕事合間を縫って、仲間や応援してくれる方々が駆けつけてくれました✨
サプライズで駆けつけてくれた
友人もおり
こうして支えてくださる方々のためにも、これからもしっかりと自分の役割を果たしていかねばならないと気持ちを新たにしました。
そして、緊張で一杯だったのですが
「頑張らなきゃ!」という気持ちに切り替えることができました✨
今回は、
私のもとに多くのお声を寄せていただいている
①待機学童の解消について
そして
長年見直しのない小学校の運用について
区立小学校においてアンケートを取り、その中で改善できそうな二点について突っ込みました。
②北区立小学校の保護者負担の軽減等について
この2つの突っ込みを
2回に分けて全文掲載します。
少し長いですが、
読んでもらえたら嬉しいです。
・・・・・・・・・・・・
【待機学童の解消について】
待機学童問題について3点、
区の見解を伺います。
まずはじめに、学童クラブいわゆる学童とは、児童福祉法で放課後児童健全育成事業として位置づけられ、
保護者が就労等のために留守になる家庭の児童を対象に
遊びと生活の場を提供することにより児童の健全な育成を図ることを目的として設置されるものです。
北区では1年生から3年生の児童が対象となっています。
この、保護者の就労などにより子どもを預ける学童について、いまだに待機が発生しており、深刻な状況が続いています。
北区における待機学童については、6月に北区のホームページ上で初公開されましたとおり、
4月1日現在で80名です。
田端小、滝野川小で23名、稲田小、第四岩淵小、王子第二小では10名以上の待機が発生しています。
まず、この80名の待機学童の学年ごとの内訳が、どこにも公表されていないので、教えてください。
さて現在、待機学童の保護者の皆様を始め、これから学童を利用予定の保育園の保護者の方々からも、切実な学童増設、そして待機学童対策のご要望を、多々いただいております。
待機状況が深刻な小学校への対策はもちろん、近い将来、待機学童が見込まれる小学校についても、現在の保育園やこども園等に通う子の数により、今後の申込数のおおよそは把握できるはずですから、事前に何らかの対策ができるはずです。
現に対策を行った近隣区の、板橋区や荒川区、豊島区は待機学童「ゼロ」と認識しています。
我が北区においても、待機学童が発生しないよう、十分かつ早急な学童クラブの増設を、強く求めますが、いかがでしょうか?
一方で、区立小学校においては、近年、放課後子ども総合プランである「わくわく広場」の中で、「放課後子ども教室」が開設されています。
文部科学省所管の「放課後子ども教室」は、学童クラブとは別の制度で、
保護者の就労の有無にかかわらず、放課後や夏休みなどに、全学年の子どもたちが誰でも気軽に訪れ、勉強したり遊んだりすることができます。
学童クラブと異なり、参加・不参加も自由で、比較的緩やかな居場所となっています。
この「放課後子ども教室」の開設によって、親の就労に限らず、多くのお子さんたちが、安心安全に遊べるようになりました。
ホームページには公開されていませんが、現在、北区では、この「放課後子ども教室」を利用し、待機学童に対し特例利用の措置がなされております。
すなわち、通常なら9時から17時まで、冬の期間は9時から16時半までの「放課後子ども教室」を、待機学童であれば特例的に、17時半もしくは18時まで、利用できるというものです。
これは待機学童のお子さん、保護者にとって大変助かる措置であると思います。
しかしながら、この特例措置は、学童に比べて開所時間が短いのが現状です。
学童クラブは、19時までお預かりしてくれるのに対し、放課後子ども教室の特例では、先ほど申し上げた通り、17時半もしくは最大18時までです。
さらに、朝は特例が無く、学童クラブが8時15分からなのに対し、放課後子ども教室は9時からです。
フルタイムで働く親にとって、この時間ではとても対応できません。
たとえば夏休みや冬休みの長期休暇時を例に挙げます。
待機学童の「放課後子ども教室」の開始時間は、先ほども申し上げました通り、朝9時からです。
しかし、親の仕事の始業時間は8:30あるいは9時からという職場も多くあり、保護者が7時半頃家を出てしまう家庭も少なくありません。
そうすると、子どもは一人で、1時間から1時間半、家で留守番をし、自分で家の鍵を閉めて、「放課後子ども教室」へ向かうこととなります。
1年生から3年生が通う学童ですが待機学童は、2年生にも発生していることを確認しています。
小学校低学年のお子さんですので、一人でお留守番ができないお子さんや、鍵締めが不安なお子さんもおります。
すると、どうするか。
出勤時に、親子で一緒に家を出て、お子さんだけが学校の門の前や昇降口などで、「放課後子ども教室」が始まる9時まで待つ、ということをしなくてはならなくなくなります。
この真夏に、あるいは寒い冬に、そういうご家庭があるというのが現状です。
学童に入れなかった、それはご家庭の都合ではありません。
区側の問題であるのに、子どもにもそうした負担を強いています。
そこで、学童増設までの大切なセーフティネットである待機学童に対する特例措置については、学童と同様の時間で預かってもらえるようにしていただきたく、強く要望しますが、いかがでしょうか?
今現在の待機学童だけでなく、今後、予測できない急な待機学童が発生する場合の対策としても、大変有効であると考えます。
参考にですが
北区と比較的待機学童への対応方法が似ている江東区においても同様の方法で、一時的に待機学童への対応を図ることが実現できています。
江東区では
「放課後子ども教室(江東きっずクラブA登録)」において
令和2年4月から、朝は8時から、夜は19時まで、延長部分だけ有料で受け入れ可能な体制の整備を進めていることを確認しています。
北区の待機学童に対する特例利用には、お金がかからないことから、もし、学童との公平性が保てないというのならば、江東区のように有料であっても良いので早急に対応していただきたいのですが、区の見解を伺います。
・・・・・・・
残念ですが上記質問で、
今現在、1年生にも待機があることがわかりました。
もし、1年生が一人での留守番や、外で待つといったことをしているならば
あまりにも酷であると理事者(区長・部長)に訴え、特例制度の拡充について、強く要望しました。
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最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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