10月14日のFacebook、オフィシャルブログ、twitterにて今回の台風19号の区の対応に対するご意見を募りました。
お陰様で、コメント、ホームページのお問い合わせフォーム等から、約40名の皆様のご意見をいただきました。
ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。
私の方で検討したうえで、取りまとめて10月29日に、危機管理室参事の伊藤様にしっかりと手渡ししました。(データも送付しています)
ご意見の一部を紹介しますと
・地域に特化した情報発信を行い、避難を各自判断できるようにすること。
・災害時にもインターネットが繋がりやすい仕組みを。
・防災無線が聞こえない。防災無線専用フリーダイヤルも繋がらないため、ホームページやSNSでアップするなどの工夫を求める。
・風水害、土砂災害による避難所開設に係るマニュアルの早期策定を。
・災害専用ページをトップページへ。
・ホームページにおける外国語人向けの対応について、やさしい日本語等のわかりやすい発信を求める。
等です。
今回、北区に要望書を提出しましたが、区では他にも沢山のご意見を受けています。
区自体としても課題が山積みとのこと。
区としてしっかりと検討していくそうです。
また、その際に、今回の台風19号における荒川の水位の詳細、北区おける避難所開設について、役所の職員の動き等について詳しくお話を伺いました。
これまで、自主避難所を12か所開設したことはありましたが、避難してきたのは最大4名でした。
それが今回の台風で、2200名が避難して来られ、予想外だったのだと思います。
各避難所には、予め部ごとに決められていた区の職員2名を配置。
北区職員の中でも、区内在住者は約3分の1。
電車などでの移動は難しいですから、その方々を中心に来ていただいたそうです。
職員にもご家族がありますし、夜を徹して対応してくださったことに頭が下がります。
区では、地震以外の風水害、土砂災害に関する避難所対策がまだまだこれからであり大きな課題があります。
気候変動の影響を受け、これからも大型台風が到来することが予想されます。
参事とお話する中で、
行政にお願いするばかりではなく
私たち自身も、自分たちでできることをしていかなくてはならないと強く思いました。
また、私自身、先週末、福島県郡山市の避難所3箇所に伺い、炊き出し手伝いや現場の職員・避難された方のお話を伺ってきました。
やはり、頭の中での想像と、現場で見て、直接聞く生の声とは異なります。
後日報告しますが、そこで聞き、経験したことを、北区の担当課長にもお伝えし、区の防災に役立てていただきます‼️
・・・
【参考】
◆私たちができる身近な防災
~危機管理室参事と対談して~
1 自宅がどのような被害が想定される地区なのか事前に確認を。
①洪水:荒川、石神井川等の氾濫被害予測のハザードマップ参照
https://www.city.kita.tokyo.jp/d-douro/bosai-bohan/bosai/suigai/map/hazardmap.html
②崖崩れ(土砂災害)ハザードマップ参照
https://www.city.kita.tokyo.jp/bosai/bosai/documents/documents/dosya-zisyu.html#hazardmap
避難勧告が出た場合、このマップで危険地帯の人は避難を。
(崖崩れに注意しなくてはならない家には、区が個別にお手紙や説明会開催済み)
土砂崩れは、崖の高さの1.5倍の距離が被害の地区。例えば5mの崖なら7.5mより離れたところは土砂崩れの被害はないと考えていいそうです。
ちなみに、我が家は、3mの浸水地帯、崖崩れはナシの地区でした。
2 「北区防災気象情報メール配信サービス」へ登録を。
http://www.city.kita.tokyo.jp/bosai/bosai-bohan/kinkyu/bosai.html
未だに1万4千人の方しか登録していないそうです。北区の防災に関する有益な情報が得られますのでご協力をお願いします。
3 災害時は、情報を取りに行くのが苦手なご近所さん、友人、家族親戚に情報を分けてあげること。
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最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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