2月の議会で取り上げた
障害児・障害者を虐待から守る北区の「障害者虐待防止センター」の改善について、北区議会だよりに掲載されましたのでご覧ください
この訴えの元となったのは、あるお母さんからのご相談でした。
お子さんは重度の肢体不自由がある女の子で、当時小学四年生でした。
障害者福祉施設の男性職員から、彼の口元を女の子の口元にすり寄せるという行為等が繰り返し行われていたというもので、女の子は精神的に追い詰められ、母親が通報したという件です。
医師からは虐待と言われたにもかかわらず、センターは「虐待ではない」とした件で、通報者等への聞き取り確認不足、専門家が協議に入らなかった点などの問題について訴えたものです。
https://komazakimiki.jp/3682/
一つ前進があったのは、今回の通報案件について、再調査が実施されることになったことです。
障害福祉課の職員の皆様には感謝するとともに
適正に、そしてしっかりと聞き取り、調査を行い、判断を行なってほしいと思います。
区議会だよりのポイント
☑️調査、聞き取り確認不足
➡︎ICレコーダー活用等を用いることで改善
☑️虐待判断が医師と異なる
➡︎今回については専門家の意見聞いていないが、今後は専門家の導入について検討。
☑️施設従事者への研修
➡︎引き続き学ぶ機会を提供する
どの案件にも専門家のケース会議等を行うことについては、
まだ「検討」段階です。
センターへの通報や相談は、平成30年度で合計17件、平成29年度で合計25件とそう多くはありません。
ですので、子どもの人権を守るため、万が一の判定誤りがないよう、実現されるまで今後も求めていきます。
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