新型コロナの感染拡大防止のため、音楽、舞踏、演劇などホール等で観客を集めて行う活動が困難になっていることから文化芸術に関わるお仕事の方々も舞台等のキャンセルが相次ぎ、自粛も継続していることから大きなダメージを受けています。
音楽関係の仕事に就いている友人からも、客席を一つずつ開けたとしても、会場費、出演者への謝礼等で赤字となってしまうという相談を受けています。
人の心の豊かさを育む文化芸術は、心に潤いと活力をもたらしてくれる大切な活動です。
そこで、文化庁では、文化芸術活動をされている関係団体に対し「文化芸術活動の継続支援事業」を行います。
具体的には感染対策を行いつつ、直面する課題を克服し、活動の再開・継続に向けた積極的取組等に必要な経費を支援します。
1 対象者
文化芸術活動を行う以下の個人又は小規模団体(従業員おおむね20人以下)
・フリーランスを含む個人事業者(実演家、技術スタッフ等)
・社団・財団法人(一般・公益)等 ・任意団体
・会社及び会社に準ずる営利法人(※)
・特定非営利活動法人(※)
※文化芸術の公演・制作に直接携わることを目的とすることが、定款等及び活動実績により明らかな団体
2 支援対象となる活動期間
令和2年2月26日~10月31日
※但し、団体が行うトライアル公演には、12月6日まで延長が可能
3条件
下記の状況にある文化芸術活動に携わること
①不特定多数に公開しチケット収入等をあげることを前提としたもので
②新型コロナウイルス感染症によるイベント等の自粛によって大きな影響を受け
③今後の再開に当たって、複数の者の参加が必要であったり、稽古が必要などの
理由など何らかの事情により速やかな再開が困難(③ー1)であったり、
新型コロナウイルス感染拡大予防のために従来と同様の収入が確保できない
可能性がある(③ー2)などの事情がある活動
また、個人については、プロの実演家、技術スタッフ等であること、団体については、文化芸術活動の実施に当たって、構成員や個人に報酬を支払う団体であることが必要。
4 対象となる取り組み
以下の取組を含む「活動計画」の実施に必要な経費を支援
(1)以下の①~③のいずれかの取組(複数可)
① 国内外の観客、参加者等の回復・開拓
② 活動の継続・再開のための公演・制作方法等の検討・準備・実施
③ 雇用契約の明文化等の経営・ガバナンスの近代化
(2)(1)の取組と併せて行う、業種ごとの新型コロナウイルス感染拡大予防
ガイドラインに即した取組
3 補助金について(概要)
上記(1)の経費 2/3又は3/4 + (2)の経費 定額
◎補助の形態
活動継続・技能向上等支援Aー①:
標準的な取組を行うフリーランス等向け・・・上限額:20万円
活動継続・技能向上等支援Aー②:
より積極的な取組を行うフリーランス等向け・・・上限額:150万円
活動継続・技能向上等支援B:
小規模団体向け 上限額・・・150万円
共同申請:
小規模団体・個人事業者向け 上限額1500万円(10者の場合)
4 申請期間
【第1次募集】 令和2年7月10日~7月31日
【第2次募集】 令和2年8月8日~8月28日
【第3次募集】 令和2年9月12日~9月30日(予定)
※第3次募集は、行わない場合があり
◆お問合わせ先
独立行政法人日本芸術文化振興会「文化芸術活動の継続支援事業」事務局
Tel:0120-620-147
営業時間 10時30分〜17時
詳細は、ホームページをご覧ください。
https://keizokushien.ntj.jac.go.jp/
--------------------------------------------------------------------------------------------
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
にほんブログ村に参加中です。もしよろしければクリックして応援お願いします。
にほんブログ村