「#みんなの生理」とは、全ての人の生理に関するニーズが満たされ、どんな人も自分らしく暮らせる社会をビジョンにしている任意団体です。
この度、「#みんなの生理」さんと、私が所属する子育て議員連盟、そして出産議員ネットワークが連名で、北区に対し、小中学校のトイレに生理用品を無償設置する旨の要望書を提出しました。
「子育て議員連盟」とは、子育て中の地方議員が安心して働けるよう議会の環境を整備していこうという趣旨で、2018年8月に設立された超党派の議連です。
直近の活動でご紹介しますと
議員の産休が標準議会会議規則に明記されたのも
当議連代表の豊島区議会議員 永野ひろこさんをはじめとする方々のご尽力によるものと認識しています。
◆参考 こまざき美紀ブログ
議員の産休が標準議会会議規則に明記!昔は出産での欠席は「事故」扱いだった件
先日、出産議員ネットワーク・子育て議員連盟において、生理政策に関する勉強会が開催されました。
「#みんなの生理」の調査結果によると
なんと、日本にも“生理の貧困”が存在し、5人に1人の若者が
「金銭的理由で生理用品を買うのに苦労した」
とのこと。
また、第12回初潮調査結果(大阪大学)によると、生理が始まるのは小学4年生で6.7%、5年生で25.4%、6年生で58.3%です。
その後、中学3年生で98.8%となり、義務教育の小・中学校在学中に、多くの方が初潮を迎えます。
北区立小・中学校の保健室には、忘れたお子さん用に生理用品が設置されていますが、それほど利用されていないそうです
保健室の先生には言いにくく、返さなくてはならない学校もあり、借りるのが難しいのかもしれません。
小学生にとっては休み時間にナプキンを持ち運ぶことも、心理的抵抗があると思います。
そこで、今回の要望書を提出しました。
北区からは、設置にあたり、生理用品の管理の問題、生活指導、性教育など様々な課題がありますが
学校とともに検討する旨の
前向きなご回答をいただきました。
要望書提出にいらした「#みんなの生理」のメンバーの方々は、なんと20代前半。
若い方々が問題意識を持って、アクションを取られていることに感銘を受けました。
すでに、豊島区、台東区、江東区では同内容の要望書を提出済みであり、今後も他自治体に要望書を提出される予定です。
私自身も、トイレットペーパーと同じように生理用品がトイレに備え付けられ、どんな家庭状況のお子さんも生理用品が手に入り
安心して学校教育が受けられるような環境づくりを目指したいと思います。
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