⬛️「小さな振動」から始まった取り組み
北区志茂、赤羽岩淵中学校の東側に隣接する「日の出通り」。
約3年前、この地域にお住まいの方から「家が揺れる。道路のジョイント劣化で振動が酷い」という声が届きました。
当時、私は北区議会議員として、私はこの問題を重く受け止めました。
そして、東京都議会議員となっても引き続き、皆さんと取り組ませていただいています。
マンション建設や解体工事の増加で重量車両の往来が増え、道路ジョイントの劣化が進み、一軒家への振動被害は看過できない状況です。
⬛️中学生の安全確保と道路環境の改善
特に切実だったのは、赤羽岩淵中学校東側の不法駐車問題です。
路上駐車により見通しが悪くなり、登下校中の中学生が危険な思いをすることもありました。「子どもが車の陰から出てきた自転車と接触しそうになった」という保護者の声も。
この問題に対し、区民の皆さんは長年にわたり自主的な対策を講じてこられました。
カラーコーンを設置し、声かけを行うなど、地域の安全は地域で守るという強い意志と行動力に、心から敬意を表します。
こうした地道な取り組みがあったからこそ、私も動くことができました。
地域の方々と共に、北区の関係部署、その他の関係機関との対話を重ね、次の成果を得ることができました。

❶不法駐車対策:
警察と北区の協力により、駐禁看板の内容をより厳しいものに変更してもらい、中学生の通学路安全を確保。看板の枚数は同じですが、より強い注意喚起となる表現に更新されました。
❷ダイエー工事車両のルート変更:
ダイエー解体工事に伴う車両が新たな振動源となっていたため、事業者との対話により、振動の被害が少ないルートへの変更が実現。
❸道路ジョイント補修工事:
最も困難かつ最も深刻だったこの案件。
住民の健康にまで影響を及ぼしていた振動問題の根本原因に対処するため、数年にわたる交渉の末、補修工事予算を確保。
年末までには工事が予定されています。
これにより、長年にわたり苦しんできた住民の方々の生活環境が大きく改善されることを期待しています。

⬛️北区職員の皆さん関係機関への感謝と今後の取り組み
この場をお借りして、北区の職員の皆様に心からの感謝を申し上げます。
関係部署の皆様は、厳しい財政状況の中、住民の声に真摯に耳を傾け、最善の解決策を模索してくださいました。
北区選出の都議会議員として、今後も現場を歩き、声を聴き、行動し続けます。
行政の歯車はときに重く、動かすのに時間がかかります。
しかし、粘り強く働きかけ続ければ、必ず動き出す日が来ます。
赤岩中学校東側の道路が安全で快適になり、特に未来を担う子どもたちが安心して通行できるようになったことを心から嬉しく思います。
皆さんの声を力に変え、一つひとつ、着実に前進していくこと—これが私の政治信条です。
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