終戦記念日に寄せて

本日、8月15日は80回目の終戦記念日です。

 

先の大戦の犠牲となられた全ての方々に哀悼の意を表します。

私たちに生身の戦争体験談をお話してくださる方々も、貴重な存在となってきました。

 

次の世代へ戦争と平和についてどんなふうに語りついて行くか、私自身、この時期になると毎年考えます。

昨日、子供達と戦争を体験した祖父母のお墓参りに行ってきました。

 

 

都議会議員に当選したご報告もかねて、家族みんなで手を合わせました。

祖父母がそうだったように地域の皆様のお役に立ちたい、生前たくさんの愛情をいただき命を繋いでくれたご先祖様に恥じないよう誠実に生きていきたいです。

 

私が幼少の頃、お盆には今は亡き祖父が戦争時の体験談を孫である私たちに話してくれました。

あわせて「はだしのゲン」や「火垂るの墓」など戦争をテーマとしたアニメのビデオ鑑賞にて、平和について考える機会をもらっていました。

 

そんな祖父が亡くなった後、「太平洋戦争(第二次世界大戦)従軍記」という手記が見つかりました。

  

 

そこには、祖父が経験した戦争の時の暮らしや家族への想いが生々しく綴られていました。

「爆音と爆弾投下の音で目が覚めた」

という日々の暮らしがどんなに辛かっただろうと、涙が止まりませんでした。

 

今年は、祖父が私たちに残してくれた手記を我が子と共に読み返し、戦争と平和について考えるきっかけとしたいと思います。

東京都北区においても、北とぴあ前に小型の「長崎・平和祈念像」が設置されています。

 

 

北区名誉区民であられます故北村西望さんの作品で、像の右手は原爆、左手は平和を表現しているそうです。

地元・東京都北区からも、平和への願いをつなげていきたいです。

平和は決して当たり前のものではありません。

 

一人ひとりの小さな想いと行動の積み重ねによって守られるものだと信じています。

今日という日に、改めて平和への祈りを捧げ、この平和な日々に感謝するとともに、未来への責任を胸に刻みたいと思います。

 

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