2月5日、都議会・総務委員会の視察で三宅島を訪問し、噴火災害への備えと復興の取り組みを学んできました。
私は人生初のヘリコプターで緊張しました💦
音が大きいと聞いていたので、娘が耳栓を用意してくれてとても助かりました🙏✨




🔲TOKYO強靭化プロジェクトと火山対策
東京都では現在、「TOKYO強靭化プロジェクト」を推進しています。
2040年代までに総事業規模17兆円をかけ、風水害・地震・火山噴火・電力通信途絶・感染症の5つの危機から東京を守る計画です。
日本全体では111の活火山が存在していますが、そのうち東京都には21もの火山があります。
伊豆諸島を中心とした島しょ地域に活火山が点在しており、火山防災は都政における重要な課題です。

🔲三宅島の噴火の歴史
三宅島は人口約2,400人、世帯数約1,300世帯の火山島です。
島の中央にそびえる雄山は、20世紀以降、1940年、1962年、1983年、2000年とほぼ20年周期で噴火を繰り返してきました。
特に2000年の噴火では、全島民が4年5か月にわたる避難生活を余儀なくされ、約1,000人もの人口が減少しました。
火山ガスの放出が続き、長期避難という困難な決断が必要となったのです。

🔲視察内容
❶伊々谷港(災害時避難港)
災害時の避難機能を備えた伊々谷港を視察しました。
避難車両を収容できる駐車場が整備されており、緊急時の避難に備えた重要なインフラとなっています。


❷雄山展望台
雄山展望台から、火山を間近に感じることができました。火山と共生する島の現実を肌で感じました。


❸旧阿古小学校
1983年の噴火で溶岩流に飲み込まれた旧阿古小学校を車中から視察しました。
埋没した校舎は、災害の記憶を後世に伝える貴重な遺構となっています。

❹三宅村活動火山対策避難施設
収容人数302人、全82部屋を備え、24時間365日職員が常駐しています。
年間の維持コストは約1,800万円。
緊急時に確実に機能させるために必要な投資ではありますが
平時における施設の有効活用も大きな課題です。







🔲三宅村役場での説明
三宅村役場では、噴火史の記録と現在の防災体制について説明を受けました。
2000年の噴火から今日で20年を超えています。
過去の周期を考えるといつ次の噴火が起きてもおかしくない状況で、島民の皆さんが日常生活を送っているということに並々ならぬ村への愛情を感じました。


🔲視察を終えて
避難施設の年間維持コスト1,800万円は決して小さくありませんが、緊急時のために備え続ける三宅村の姿勢から学ぶことは多くあります。
また、4年5か月の避難で約1,000人もの人口が減少したという事実は、長期避難が地域社会に与える影響の大きさを示しています。
防災と地域の持続可能性を同時に考える必要性を痛感しました。
火山と共生する三宅島の皆さんの暮らしぶりと、災害に備える真摯な姿勢に深く感銘を受けました。
視察で得た知見を、今後の防災対策、首都強靭化に活かしてまいります。
今回の視察にご協力いただいた三宅村の皆様、東京都の関係者の皆様に心より感謝申し上げます。

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