7月29日、北区田端にある日本初のユニバーサル映画館
シネマチュプキタバタにて、映画「沖縄カミングアウト物語」のトークショーに登壇しました。
Rainbow Tokyo 北区代表の時枝穂さんを通して、松岡監督と出会い、今回のご縁をいただきました😆
🎞️どんな物語?
かつきママが、家族や大切な方に、いつかカミングアウトしたいと悩みながらも
ようやくゲイであることを告白した際の想いや状況を、実際の登場人物と共に振り返ります。
心が打ち解け、分かり合っていく愛に溢れた物語です。
印象に残るシーンが多々あるのですが、一番はお兄さんとの会話。
お兄さんが、かつきママに
「いつから(ゲイ)だったのか?」
尋ねると
「昔からだ、なんなら生まれ落ちた時から」との答え。
お兄さんは、たちまち号泣し
「ずっと一人ぼっちで悩んできたんだね。気づかなくてごめんな。」
というシーン。
この地域社会は、まだまだカミングアウトを優しく受け入れる環境になっていないのではないか。
でも、家族や大切な人、身の回りの方が悩んでいるのならば、一人で抱え込まないで教えてほしい。
これは性自認だけの問題ではなくて、どんな悩みであっても、少しでも力になりたいと思う。
そんな想いが私の中でいっぱいになり、涙が溢れました。
トークショーでは、映画の感想の共有だけでなく、無意識なジェンダーバイアスがかかった声がけにより、人を傷つけてしまっている可能性があることを実例をもって紹介しました。
私は、子育ての中で気をつけていることがあります。
それは私自身が、性別で決めつける発言をしないことです。
例えば、息子が綺麗な水色の長靴を欲しがった時。
「女の子みたいだからやめた方が良い。」
と喉まで出かかりましたがグッと堪えました。
結果的に、心配していた、お友達から揶揄われるようなことは一切起きませんでした。
もしあの時、私がそれを口にしてしまっていたら、息子はその後のなんらかの選択肢から、大好きな「水色」を失ってしまったかもしれません。
また、区議時代のご相談の中に、小学校の制服が
「理由があれば(女の子でも)スラックスを履いて良い」
という扱いがありました。
それは合理的な配慮ではなく、アウティング(暴露)につながる可能性がある、と保護者から相談を受けました。
そこで、委員会等で改善を求め、プリントから男女の表記をなくし、自由に選択できるようにしてもらいました。
誰もが自分らしく生きることができる地域社会を目指したい。
この映画はそうした想いを一層奮い立たせてくれました。
松岡監督、素敵な映画をありがとうございました‼️
ご来場の皆様にも心から感謝いたします🙏✨
🏝️大切な人と向き合いたい、全ての人へ「沖縄カミングアウト物語」⛱️
https://okinawacomingoutstory.com/
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最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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