介護職員初任者研修の試験に合格!高齢者福祉の現場で知見を深める

4月23日の北区長選挙から、半年が過ぎました。


次点惜敗ののち、重きを置いて取り組んできたことがあります。


それは、自分の知識・経験として不足している高齢者福祉について学ぶことです。


選挙後の5月から9月まで「介護職員初任者研修」のスクーリングを受け、つい先日、実技と筆記の試験に無事、合格することができました。


山のようなテキストをもとに学び、毎週のレポート課題の提出、具体事例元にした支援計画策定も行いました。


実技では、ベッドメイキングから片麻痺、視覚障害等、利用者様の状況に応じた移動支援など、どれをとっても目から鱗の経験でした。


特に、現場で実践されてきた先生方の講義では


「人間としてどのように死を迎えられたら幸せか?」

「どう介護されたら人の尊厳を守れるか?嬉しいと感じるか?」

など

介護する相手を、自分や自分の大切な人に置き換えて熟慮することで、課題発見に繋がる素晴らしい機会をいただきました。


スクールで学びを共にした仲間たちも、かけがえのない財産です。


そして、併せてその間、某高齢者福祉施設で非常勤にて勤務し、現場経験を積みました。


何気ない日常会話から利用者さんの変化に気付くこと。

1人とお話ししているときも全体見渡すこと。


利用者さんの安全確保のため、声がけやチームワークが何より大切なことなどが現場視点の学びです。


また、主に課題意識を持ったことは以下です。


・高齢者・障害者の方々(利用者)本位の、尊厳、人権を尊重する介護のあり方。
できるだけ本人の意思を尊重した自由で選択肢ある自立支援を行うこと。


・人生の最期を病院ではなく自宅で迎えたい方のための在宅医療(6割以上が希望するが、ほとんど叶っていない)




・一人暮らしの高齢者の孤立問題


・高齢者の住宅賃貸が困難な問題


・介護関係書類のDX化


・現場の人手不足


・認知症高齢者への尊厳ある介護



課題ととらえた在宅医療については、第一線でご尽力される医師のもとへ視察にも伺いました。

在宅医療の最前線‼︎訪問診療の現場と高齢化が進む団地での取り組みを学ぶ


施設勤務の最終日、発語が困難なおじいちゃんがやっと口にしてくれた言葉が
「思い出」。

胸に込み上げるものがありました。


かけがえのない経験と思い出をくれた職場や学舎の皆さんに感謝です🙏✨



日本において2025年には、高齢者のうち認知症の方が5人に一人となります。


症状の進行を遅らせる新薬も開発されましたが、認知症高齢者への対策は喫緊の課題です。


更には、現場でも感じたように北区をはじめ日本では、独居の高齢者増加も深刻です。

孤立、つまり社会との接点が少なくなると、精神的な孤立のみならず、脳卒中や心臓病が1.3倍、認知症が1.5倍発症しやすくなるという調査結果もあり、支え合いの仕組みが必要です。


国、都、市区町村、それぞれにおいて何ができるのか?


現場で肌で感じた課題について、更に調査研究し、政策実現していきたい。


もっともっと、人々にやさしいまち、日本を創りたい。  


その想いを胸に刻み、これからの活動・政策に生かしていきます。


--------------------------------------------------------------------------------------------

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

にほんブログ村に参加中です。もしよろしければクリックして応援お願いします。

にほんブログ村 政治ブログ 政治家(市区町村)へ
にほんブログ村