都立高校の昼食事情〜保護者負担はどうなる?

「また今日も5時起き…」
都立高校に通うお子さんの保護者の方から、こんな声を耳にしました。

保護者の中には、毎朝早起きしてお弁当を作る負担を抱えている方々が多くいらっしゃいます。
(部活の朝練もあったりしますね💦)

 

また、校内に移動販売がある学校でも、短い昼休みに長蛇の列に並ばなければならず
「売り切れで買えなかった」
「自販機のおにぎりなども売り切れ」
という生徒の声も少なくありません。

 

私は北区議会議員であったよりも前から、いち保護者としてママたちと共に北区の学童クラブの宅配弁当の導入に力を入れてきました。

今度は都議会議員として都立高校の昼食環境の更なる改善に取り組んでいきたいと考えています。

 

 

🟩東京都の新たな取り組み

先日、東京都の担当課長と意見交換を実施しました。

🍚令和6年度〜
都は都立高校等の施設の利便性向上を図ることを目的として、パン等の自動販売機、出張販売等の導入を促進。

 

🍚令和7年4月18日
東京都から通知が発出。
様々な昼食をより簡単な方法で確保できるよう、新たな事例を示しました。

また、原則として全ての都立高校等で、パン等の自動販売機、出張販売等を導入し、校内で食品を購入できるようにするという方針を打ち出しました。

 

 

⬛️新たなサービスの導入事例

❶学校向け宅配弁当サービス
・インターネットで弁当の注文から宅配、決済まで完結

・生徒や保護者が前日までにアプリ等で注文

・一食500~600円程度で栄養士監修の弁当も提供

導入事例:東京都立江北高等学校、東京都立雪谷高等学校

 

 

 

❷キッチンカーサービス
・厨房機器を備えた車両で学校敷地内にて販売
・一食500円程度、多い時は2時間で80食販売

 

⬛️現在の状況と課題

昨年度5月の調査では、お弁当出張販売・パン自販機導入校は155校(8割超)でしたが、現状では以下のような課題が残されています。

❶保護者の負担:
弁当持参の場合、特に都立高校が遠方の場合はかなりの負担に

❷移動販売の問題:
長蛇の列で短い休み時間に並ぶのが大変

❸売り切れの発生:
人気商品の売り切れが頻繁に起こる、自販機も売り切れ
  

 

⬛️こまざきからの要望・提案

都立高校の昼食環境を更に改善するため、私から都の担当に対して以下をご要望しました。

❶希望する生徒に昼食が届くこと
→実態を把握すること

❷「並ばない」「売り切れない」仕組みの構築
→実態を把握すること

❸栄養バランスの取れた食事の提供

❹保護者の負担軽減

私立高校の授業料無償化が始まった今、都立高校の倍率低下に伴い魅力向上が重要な課題となっています。

保護者や生徒にとって、充実した昼食環境は大きな安心材料となります。

更なる取り組みを行い、都立高校の魅力として積極的にアピールしていくべきと考えています。

 

今でも北区内で
「学童クラブの宅配弁当の導入、本当にありがとうございました」
と声をかけてくださるママ・パパがいらっしゃいます。

そして現在、都立高校の昼食環境の更なる改善にも大きな期待が寄せられ、保護者のニーズは非常に高まっています。

 

実は定時制の都立高校では、法に基づき給食が提供されています。
https://www.metro.ed.jp/hitotsubashi-he/school_life/cafeteria.html

また、一例として、全日制の秋田県立羽後高校では、地元・羽後町による地元産食材を使った給食が提供されています。

 

都立高校でも、スマホで簡単注文📱並ばずに手に入る宅配弁当の導入が増えること、ハードルは高いですが給食提供が理想だなとも思っています。

皆さんのご意見を聞かせてください☺️

 

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