東京都庁大型駐車場で開催された災害用モバイルファーマシー(MP)見学会に参加しました。

🔲モバイルファーマシーとは?
医薬品保管庫・冷蔵庫・調剤棚・分包機などを搭載した特殊車両です。
バッテリーや発電機、給水タンクも備えており、ライフラインが途絶えた状況でも自立的に稼働できます。
もともとは東日本大震災の教訓から、宮城県薬剤師会と民間事業者が独自に開発。
平成24年度に全国で初めて導入され、現在は全国23台が運用されています(令和7年2月時点)。

🔲車内を見学して
実際に車内に入ると、その充実ぶりに驚きました。
⚪︎ 分包機:処方箋に基づき薬を自動で分包できる本格的な設備
⚪︎ 冷蔵庫:インスリンなど温度管理が必要な医薬品の保管に対応

⚪︎ シンク(手洗い設備):衛生的な調剤環境を確保
⚪︎ 作業台・棚:薬剤師が実際に調剤できるスペース
⚪︎ ベッドスペース:長期派遣にも対応できる休憩設備
一台の車両に、薬局機能がすべて凝縮されていました。

🔲能登半島地震での実績
能登半島地震では、薬局のない地域が多く、医薬品を必要とする被災者が病院や医療救護所に殺到し、十分な供給ができない事態が起きました。
そこで他県所有のモバイルファーマシーが派遣され、派遣医師が往診で発行した処方箋をもとに、薬剤師が迅速に医薬品を供給。医師と薬剤師の連携が、被災者の命をつなぎました。

🔲東京都の取り組み
こうした実績を踏まえ、東京都は令和7年度予算(1,800万円)で災害用モバイルファーマシーを購入し、東京都薬剤師会に管理を委託しました。
いざ首都直下地震などが起きたとき、都民の「薬のライフライン」を守ってくださる薬剤師の皆さんへの大きな期待とともに
東京から全国へ、このモデルがさらに広がるよう、都議会からも積極的に後押ししていきます。

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