人生初の議会、
ママ友、パパ友、応援してくださる方が、傍聴に来てくださり
「頑張ってね!」
のメッセージもいただき
とても心強かったです。
でも、いざ、
名前を呼ばれて演台に立ち
前を向くと、水を飲む右手が
ガタガタ震えていて驚きました
傍聴に来てくれた仲間たちのために
北区のママやパパが
少しでも子育てしやすくなるよう
そして
子どもたちの環境が良くなるよう
心を込めて訴えました。
質問は大きく4点あるので
4つに分けて原稿を投稿しようと思います。
区からの答弁については、
文面の提供があり次第、
お伝えします。
少し長いですが、お付き合いください。
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【所信表明】
私は、この4月に北区議会議員選挙で初当選させていただき
初めて質問をいたします、
こまざき美紀と申します。
どうぞよろしくお願いいたします。
私は、前職 公務員として15年間勤め、我が子は、小学1年生と3年生になりました。
二人とも就学前は保育園でお世話になり、2児の母として働きながら、北区で子育てをしています。
また、私自身が産後うつになりかけた経験から、そのようなお母さんを増やさぬようにと
「北区はたらくママネット」
という団体を立ち上げ6年目、
現場のお母さんたちの喜怒哀楽に寄り添ってきました。
どんな経済状況にあっても
笑顔で子育てができ
子どもたちが笑って過ごせるような
北区にしたい。
そんな思いを込めて4年間、
活動をしてまいります。
これまでも北区の母親の声を聴き、
直近まで幼児を育て働いてきた母親の立場で、現場の声や課題を届けたいと思います。
今から次の4つについて質問いたします。
1つ目は、子育て支援事業
「ファミリーサポート」について
2つ目は、産前産後支援事業
「安心ママヘルパー事業」について
3つ目は、保育園における午睡用ベッド「コット」の導入について
4つ目は、歩行喫煙等に対する実効性のある対策強化について
です。
【ファミリーサポートについて】
まず、1つめ、
子育てにおいてニーズが高い、
子育て経験者などによる子どもの預かり事業、ファミリーサポートについて3点質問します。
最初に、ファミリーサポートの事業説明を簡単にさせていただきます。
ファミリーサポートとは、子育てのお手伝いをしたい方(サポート会員)と子育ての手助けがほしい方(ファミリー会員)が、地域で助け合う事業です。
この事業を行っている組織が
「ファミリー・サポート・センター」
です。
子育てをしていると、保育園や幼稚園の送り迎えをお願いしたい、子どもを預けて用事を済ませたい、通院したいなど何らかの事由が発生します。
祖父母が近くにいて、いつでも子どもをみてもらえるという家庭ばかりではありません。
北区のファミリーサポートは、どんな経済状況の方でも、気軽に子どもを預けられる、もしものときに頼れる、そんな事業であることを期待しますが
現状、使いにくい、使うのを諦めてしまうことが多い、といった相談を多数いただいています。
まず、1点目、使いにくいポイントは、1対1の原則です。
子どもを預かってくださる「サポート会員」とお子さん、どんなときでも1対1のサポートでなければなりません。
預かってくださるサポート会員にも、ご都合がありますから、いつでも頼めるわけではなく、たとえ一人の日程調整でも大変なのに
子どもが2人、3人といれば、子どもの数だけサポート会員を確保しなくてはならず、それだけ大変になります。
もちろん、子どもの安全性の確保という観点も必要ですが、子どもたちが小学生である場合でも、はたして1対1の対応は必要でしょうか。
子どもたちは、兄弟で遊びますし、そこに大人2名が必ずしもつかなくとも、安全性は確保できるはずです。
少なくともそれができるという「サポート会員」がいれば、それを認めるべきです。
現に23区の中で1対1の対応しか認められていないのは、わずか北区と板橋区のみとなっており、
その他の21区はすべて、兄弟同時に預けることが基本的に認められていると認識しています。
そうであるのだとしたら、北区において、できない理由があるでしょうか?
更に、2点目。
兄弟同時に預けることが認められている自治体のほとんど、つまり、21区中19区は、2人目以降、半額という割引が適用されると認識しています。
これは、兄弟がいて、料金が2倍、3倍になってしまい、経済的な負担が大きくなり、使いにくくなってしまうことを防ぐためです。
しかし、北区では、他区にある割引制度もなく、複数人の子どもを育てる親の経済的負担も大きくなっています。
3点目。北区のファミリーサポートでは、記載と異なる運用実態があります。
例えば、「これをやりますよ」ということが明記されている、「サポート分類表」というものがありますが、そこには「保護者の病気の際の援助」と明確に書かれています。
にもかかわらず、なんと現状は保護者が病気だと受け付けてもらえないのです。
たとえそれが単なる風邪だとしても、元気なお子さんのお迎えの依頼でさえ拒否されるのです。
理由は、”サポート会員に子どもを介して間接的に風邪がうつるかもしれないから”、とのことで、過去に、私自身がセンターの職員から直接お聞きしました。
近隣10区に電話調査しましたが、このような運用をしているのは、北区しかありませんでした。
どこの区も「なぜそのようなことを聞くのだろう?」というような反応でした。
親の体調が悪い時、子どものお迎えを頼みたい、そんなときこそ、人の手が必要なのです。
まとめると、北区と板橋区だけ行っている絶対「1対1原則」問題、
2人目3人目は2倍3倍料金がかかる問題、
親の体調不良という最も助けてほしいときに手助けしてもらえない問題、
この3つの問題について区の見解を問います。
(続く)
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