心を込めて訴える ~一般質問を終えました~ その3:午睡用ベッド「コット」の導入

人生初の一般質問、

現場の課題を届けたい、子育て環境をより良くしたい!
と思いを込めて質問しました。

当事者だからこそわかる
事業の課題について深く追求しました

◆4つの内容
1つ目は、子育て支援事業
「ファミリーサポート」について (6/21投稿済)

https://komazakimiki.jp/2891/

2つ目は、産前産後支援事業
「安心ママヘルパー事業」について(6/23投稿済)
https://komazakimiki.jp/2896/

3つ目は、保育園における午睡用ベッド
「コット」の導入について

4つ目は、歩行喫煙等に対する実効性のある対策強化について

今回は3つ目のテーマ
保育園における午睡用ベッド「コット」の導入について です。

この件については、
コットの拡大写真や、布団カバーの実物などを議場で提示することで

「誰にでも分かりやすい内容」

を意識しました。

私の子どもが通っていた保育園でも
コットにしていただき、とても楽になったのですが

質問に際し、保育園2園に足を運び
園長先生に問題点や困ることはないか?
利点など、現場の声をしっかりと確認しました。

少し長いですが、
原稿を投稿しますので
読んでもらえたら嬉しいです😊

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保育園の衛生面の観点から、
そして保護者の負担軽減のため、
午睡用ベッド「コット」の導入について質問します。

コットとは、メッシュの簡易ベッドです。実際の写真はこちらです。

上部がメッシュ素材となり、
重ねて収納ができます。

このコットは、23区をはじめ、全国の民間保育園などで徐々に導入が進んでおり

ここ北区でも指定管理の認可園では50%、私立認可園では35.7%と導入が広がっています。

なぜ、コットの導入が進んでいるかと申しますと、主に3つの理由があるためです。

(*コットでのお昼寝の写真)

1つ目。埃やアレルギーから子どもたちを守れます。

コットは敷いたり片付けたりする時に埃が余りたちません。

また、脚が床から10cmほどの高さであるため、床に直接触れないため、埃を吸い上げず、アレルギーの原因となるダニの繁殖を防ぎます。

2つ目。衛生面に優れており、感染症を予防できます。

ベッド面はメッシュのため、汗などで湿ってもすぐに乾くとともに、おねしょなどで汚れても水洗いができます。

また、ノロウィルスの感染原因となる嘔吐物に対しても、水洗いや消毒が手軽にでき、衛生的な状態に保ちやすくなります。

衛生状況が改善することで、アタマジラミや、感染性胃腸炎等、集団保育における様々な感染症の予防が期待できます。

3つ目。親の負担を軽くできます。

(*布団カバーをかける写真)

お布団を使用することで、保護者は、布団カバーやそれを入れる巾着などを、なんと手作りで用意しなくてはなりません。特殊な仕様なので、市販されていないのです。

こちらが布団カバー、巾着の実物になります。

(*布団カバー・巾着実物掲示)

 

布団カバーは特殊な長さ、スナップ取付など細かい仕様があります。

写真のような状態で布団にかけ、毎週末、取り換え作業をします。

これは、20年も30年も、見直しがなされておらず、同じ方法が続けられています。

得意な保護者は手作りできますが、
そうでない方にとっては大きな負担になります。

育児と仕事で多忙な中で、
また、一人親など、様々な家庭環境がある中、布団カバー等を作る時間と労力をねん出するのは大変なことです。

私もですが、自分たちで作れない、何とかできない家庭は、業者に特注で作ってもらい、布代含めて1組、一万以上という高いお金がかかってしまいました。

コットに用いるシーツは、市販のもので対応でき、そのような苦労はありませんから

同じような思いをされている保護者の方々から「何とかしてほしい」とのお声を多々いただいています。

このように、子どもにとって、また親にとっても様々なメリットがあるコットですが

北区の公設公営保育園 29園では、
いまだにお布団が使用されており

まだ1園もコットの導入がなされておりません。

導入園は、「0」です。

参考にですが、埼玉県上尾市では、平成28年に全ての公立保育園においてコットが導入されました。

コットの収納場所の確保のために、押し入れの修繕を行った保育園もあるとのことです。

上尾市のように、たとえ修繕を行うコストを考えても

保護者からの要望をはじめ、保育園内の安全性や快適性を高めること

また、感染症予防といった衛生面の充実を図ることを重視し、導入した自治体もある、ということを是非、心に留めて頂きたいと思います。

なお、ある公設公営保育園で用いられていた敷布団とコットの金額を調べましたが、約1万円と大差はなく

むしろお布団は乾燥などメンテナンスに、継続的に費用が掛かり、割高となることが分かりました。

子ども達の安全・感染症予防のため

子育てと仕事の両立に苦心する
様々な状況にある親たちのために

公立保育園でのコットの導入を進めて頂きたいと思いますが、区の見解を伺います。