〜昔からのその方法、本当に必要?〜
子どもが小学生になって
色々不思議に思うこと
負担に思うことがありました。
小銭いっぱいの集金袋って、
銀行引き落としにできないの?
ノート型連絡帳って、いつまで?
ランドセルの中身やその他の荷物が多くない?
絵の具パレットや習字の道具、
なんで持ち帰りで家で洗うの?
などなど・・・
他の保護者の方々からも
負担の声があって
区立小学校35校に様々な運用についてアンケートをとりました。
その中で、改善が図れそうなものを2点に絞り(給食着・算数セット)、議会でツッコミました。
長いですが、お読みいただけると嬉しいです。
・・・・・
【北区立小学校における保護者負担の軽減等について】 白衣編
次に2点目、北区立小学校における保護者の負担の軽減等についてです。
先日、区内の全35校に対し
「北区立小学校の運用に関するアンケート」を実施しました。
小学校では、何十年も変わらない方法が引き継がれているものが多くあり、それらを見直す機会がなかなかないと感じていたためです。
紙での連絡帳、近年増加傾向にある児童の荷物に関することなどについて、アンケートを取らせていただいた中で、改善が図れるのではないか?
という項目を2つに絞り、質問いたします。
まず、給食着についてです。
白い白衣、帽子、巾着のセットが給食係に貸与され、1週間ごとに交代、保護者が洗濯をして学校へ持参する仕組みです。
これは、周囲に聞いた限りで60年以上続けられていると認識しています。
この区から貸与される白衣について、エプロンと三角巾の持参への変更を提案します。
その理由を3つ挙げます。
まず1つ目、白衣の生地が白であることから、カレーなどの汚れがついてしまった場合にはシミ抜きが必要、学校によってアイロンがけが必須となっています。
これが保護者にとって結構な負担になります。
2つ目、複数の区立小学校において、保護者が平日に集まり、全学年の白衣を集め、ボタンのほつれなどを探し、メンテナンスを行う作業が定期的に行われています。
仕事がある方は、仕事を休んで作業をすることになります。
区から「貸与」という形をとることでこのような負担が生まれています。
白衣の状況によっては、1日では直しきれず、数日にわたり学校へ通って作業を行う方もいるそうです。
これは人によっては相当な負担です。
このメンテナンス作業について、知る限り、ある小学校においては20年以上見直しがなされていません。
3つ目、毎年、区から各学校に新しい給食着などが支給されますが、その経費削減にも繋がります。
参考にですが、平成28年度から平成30年度に、区が小学校に新しく支給した給食着の年度平均支給数は約915着、帽子と巾着袋がそれぞれ約770個であることを担当課に確認しました。
定価で、白衣単価が約2,800円、帽子が650円、袋が600円ですから、おおよそ毎年3,524,500円程度かかっていると考えられます。
エプロンへの切り替えによって、これらの経費の削減が見込まれ、そのお金を子どもたちにとって必要な他の施策に充てることができます。
果たして、昔ながらの白衣を60年以上続ける必要は、本当にあるのでしょうか?
北区の区立小学校では、家庭科・生活科などにおける授業や、千葉県にある北区立岩井学園での合宿教室において、
すでにエプロンと三角巾を子ども達が持参のうえ、調理がなされています。
それと同様に、自分のエプロンと三角巾を持参することで良いのではないでしょうか?
学校に予備をいくつか置いておけば、持参するのを忘れてしまった児童にも対応できます。
今行われているような、仕事を休んで保護者が学校に集まり、ボタンつけ、ゴム通しなどの裁縫を行うという負担をなくすことができると思います。
以上のことから、白衣ではなく、エプロンと三角巾の持参を提案しますが、区の見解を問います。
(その3 算数セット編に続く)
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