病児・病後児保育とは、子どもが病気の際に、仕事を休むことができない、家庭で保育ができない保護者にかわり、専門の保育者がお子さんを預かる事業です。
場所も提供する施設型と、お宅に伺うシッター訪問型があり、北区では施設型が整備されているだけでなく、訪問型病児保育についても助成を行ってくれています。
それぞれに特徴があり、施設型の場合、病児を施設まで連れて行かなくてはならない、施設に預ける前に小児科を受診しなくてはならないなど時間がかかる、定員が少なく予約が取りにくいという負担が生じます。
また、訪問型の場合には、小児科に連れて行かなくても事業者が受診してくれるため負担が少ないですが、シッターが家に来ることに抵抗がある方もいらっしゃいます。
私自身、この事業に大変支えられてきました。
子どもたちは喘息持ちでしたので、一度風邪を引くとゼイゼイして1週間くらいは保育園を休むこともありました。
更にきょうだいにうつり、再び1週間お休みとなると、とても仕事を続けられません。
「病気の子を人に任せて仕事に行っていいのだろうか?」と初めは罪悪感もありました。
仕事を辞めたほうが良いのかもしれないと悩んだこともありました。
しかし、乳幼児がよく病気になることは免疫をつけるために必要的なこと。
それを自治体や社会に支えてもらうことは、決して後ろめたいことではないと思えるようになりました。
また、子どもも楽しく過ごしてくれていて、安心した記憶があります。
東京都北区では、そうした働く親を支援するため、これまでの施設のほか2箇所の病児保育室を新設されるとのことでお知らせします。
そして、今回の素晴らしい点はなんと‼️
小学生までも対象にした病児保育施設がオープンすることです。
駒込病院の病児保育室では、これまで未就学児までが対象だった北区の事業が、小学3年生まで拡大されます!
小学校低学年だと病気がまだ多いお子さんもおり、外部のサポートが必要とお声を寄せていただいていており、大変嬉しく思います。
・・・概要・・・
◆既存施設◆
①北医療センター内 にじのへや
②キッズタウン東十条保育園病児保育室 すずらん
◆新設◆
❶にじいろ保育園志茂
病児病後児保育室 にじいろ
住所:北区志茂1-19-11
対象:満1歳から就学前までの病児・病後児
定員:5名
利用料:一人1日2,000円(別途昼食代500円)
開設予定日:10月4日(月)
❷駒込病院 病児・病後児保育室「ろびん」
住所:文京区本駒込3-18-22
対象:生後4か月から小学3年生までの病児・病後児
定員:2名
利用料一人:1日2,000円(別途昼食代500円)
開設予定日:10月1日(金)
体が弱かった我が子は小学生になって二人とも皆勤賞をいただきました。
あの頃、支えていただいた職場の皆さんや病児保育スタッフの方、支援事業に感謝します。
病児保育が必要なのは、ほんのひとときのこと。
必要な方は、ぜひご活用ください✨
詳細は北区ホームページ、北区ニュース8/20号をご覧ください
◆施設型のご案内
http://www.city.kita.tokyo.jp/k-hoiku/kosodate/hoikuen/hoikuen/hoiku/byogo/index.html
◆訪問型助成のご案内
https://www.city.kita.tokyo.jp/k-hoiku/kosodate/hoikuen/hoikuen/hoiku/byogo/20150401.html
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最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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