子ども達の声を北区政へ 小中学校トイレへ生理用品設置へ‼︎  公園問題ボール遊びできない・トイレが怖い・流せない

東京都北区議会では9月23日から10月3日のあいだの6日間、令和3年度の決算認定のため「決算特別委員会」が開催されました。

 

福祉・土木・教育などの各項目ごとに、きめ細やかな質疑が行われるものです。

今回、私はその委員となっており審議に参加しました。

 

特に皆さんに届けたい内容についてご紹介したいと思います‼️

 

 

9月21日に行われた令和4年決算特別委員会の総括質疑では、子どもたちから「なんとかしてほしい!」と声が寄せられている課題に絞って質疑を行いました。

 

最近は、子どもが公園でボール遊びをすると大人から警察に通報される事例が散見されます。

 

しかし、柔らかいボールであれば使用して良いこととなっています。

 

通報されるようなことが起きるのは、公園に禁止事項が強調された表示があるためです。

子ども達がボール遊びしにくいことを課題と捉え、川崎市においては公園でのガイドラインを作成し、ボール遊びの環境整備のため、禁止看板の表記変更を行いました。

https://www.city.kawasaki.jp/530/page/0000101086.html

 

「ボール遊び禁止」とう表記から

「まわりの迷惑にならないように注意してゆずりあって行いましょう」
へ変更を行ったところ、子どもたちから「遊びやすくなった」と喜びの声が上がっているとのことです。

 

私は北区へ改善要望をし、現在表記についてご検討いただいています。

 

そして小中学校のトイレへの生理用品設置については、
【全校実施に向けて学校と調整を進めている】
とのご答弁がありました。

 

良かったです‼️
ぜひ原稿についてもご覧ください。

 

 

【テーマ概要】
◆生理の貧困問題
①小中学校のトイレに生理用品設置を
→区からの答弁 全校実施に向けて学校と調整を進めている

 

◆公園の課題
❶ボール遊びについて禁止を前面に出した表示を改めること

→区からの答弁
公園にて柔らかいボールは使用して構わない。看板表記を検討する。

 

❷小学校低学年のお子さんが公園のトイレの流水ボタンが固くて押せず流せないためレバー式等に修繕を。

→区からの答弁
現地を確認の上、修繕する

 

❸トイレが古い、怖くて入れない
現状、老朽化が進んでいるトイレが散見される。

しかし、公園のトイレについて修繕や更新の個別具体的な計画が存在しないと認識している。
今後は修繕の計画を策定し実施していただきたい。

→区からの答弁
現地を確認し、課題の整理を進めている

 

 

・・・以下原稿・・・

日本の宝である子どもたちが健やかに伸び伸びと育つ環境づくりを整えることは大人の責務であります。

 

選挙権のない子どもたちの声はなかなか届きにくいけれど、大切にしなくてはなりません。子どもたちから「なんとかしてほしい!」と声が寄せられている課題に絞って伺います。

 

まずは、どんな家庭状況の子どもにも、等しく生理用品が手に入る環境づくりについて伺います。

 

私は、2021年4月に「#みんなの生理」さんと、私が所属する超党派の子育て議員連盟、そして出産議員ネットワークの連盟で、区長に対し

 

「北区立小中学校のトイレに生理用品を設置する要望書」を提出させていただきました。

北区立小中学校のトイレに生理用品を!#みんなの生理 のアクション〜東京都北区長に要望書提出

 

そして現在、北区立小中学校において各2校ずつ、女子トイレに生理用品を設置していただいています。

 

さらには北区役所庁舎内において無料生理用品ディスペンサー「オイテル」が設置され、無償で気軽に生理用品が入手できる機会が増えました。

 

取り組みに感謝いたします。

 

休み時間が短く、交換できないことがあるため夜用をしていくしかないというお声や、

父親に「生理用品を買ってほしい」と言えなかった、生理用品の持ち運びに人目が気になるからトイレにあると助かる、忘れた時に不安など、お声が届いています。

 

トイレに行けば生理用品を入手できることは、安心して学校教育が受けられる環境づくりに繋がります。

 

試行導入している4校だけでなく、ぜひ、区立小中学校への全校設置をしていただきたく要望すると共に、公共施設においても設置を進めていただきたいのですがいかがでしょうか?

 

次に子どもたちが毎日元気に遊ぶ公園についてです。

 

北区が管理する公園は、85箇所の区立公園・緑地、100箇所の児童遊園があります。

 

公園施設長寿命化計画によると、北区が管理する都市公園は2029年までで設置から30年以上経過するものが全体の4分の3にも相当するとのことであり、遊具やトイレの老朽化が課題となります。

 

子どもたちから最もよく声をいただくのがトイレの老朽化です。

 

「トイレが汚い、古くて怖い」というものだけでなく、低学年のお子さんからは「流水ボタンが固くて流せない」という声もあります。

 

そのほか様々な課題があるなか、トイレの更新について、現場確認を行いながら個別具体的に、そして計画的に更新や不具合の修繕を行なっていただきたく、区の方針について伺います。

 

また、流水ボタンのように、比較的軽微な修繕については、早期にレバー式に取り替えるなどの対応をお願いしたいのですがいかがでしょうか?

 

誰もが快適に利用できるトイレの整備をお願いいたします。

 

次に、ボール遊びについてです。

ボール遊びができる公園は、区内では31ヶ所と限られています。

 

ある程度広さがある公園においては、柔らかいボールの使用は認められており、その旨の掲示が設置されていると認識しています。

 

しかし、例え柔らかいボールであっても住民から通報をされることで、子どもたちが警察から指導を受ける例が散見され、胸を痛めております。

 

子どもたちにとって、誤った大人からの通報による警察からの指導は大きな衝撃であり、大人への不信感へとつながってしまいます。

 

まずは近隣において伸び伸びとボール遊びができる公園が少ないという声から、増設についてご検討いただきたいのですがいかがでしょうか?

 

また、現状、「ボール遊びができる公園」とされている公園以外の公園においても、ボール遊び自体を禁止しているものではないと認識していますが、いかがでしょうか?

 

そうした公園におけるボール遊びの注意喚起の掲示に目を向けると「禁止事項」が強調された表現となっています。

 

近隣住民にも誤解を招かないよう、適切な遊び方に注目するなど看板表示方法の再検討を要望しますが、いかがでしょうか?

 

子どもが萎縮しないで遊べる環境づくりを要望します。

 

子どもの遊びは、体力や運動能力の向上のほか、創造力を高め、社会性を育むなど、心身の健やかな成長に欠かせないものです。

 

子どもたちが伸び伸びと遊べる環境作りをお願いいたします。

 

以上で質問を終わります。ありがとうございました。

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最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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