東京都北区では、2024年4月から、学童クラブとわくわく広場(放課後子ども教室)を一体的に運営に運営すべく、準備を始めています。
具体的には、学童の拠点教室がある上で、放課後の活動スペース全体でエリアごとにさまざまな活動を展開します。
そして、学童クラブの児童が、自分の教室からわくわく広場の教室へ参加する等が可能となります。
これにより、学童クラブの児童が多様な体験活動に参加できる仕組みづくりを推進するとのことです。
同時にわくわく広場も、希望により有料で利用時間延長も可能となることから、待機学童対策にもつながります。
ちなみに板橋区では、学童クラブと放課後子ども教室とを完全に一体化させた「あいキッズ」という居場所を提供しています。
私は、2019年8月に板橋区議会議員の南雲由子さんのご協力により「あいキッズ」へ視察に行ってきました。
形態について伺うだけでなく、全てのあいキッズにおいて、保護者の就労の有無にかかわらず、希望するお子さんが宅配弁当を注文できるようになっており、その手法と課題について学ぶためです💡
◆参考:南雲由子議員のブログ
http://yukonagumo.net/archives/5151
今回の変更点のまとめを簡単に記載しましたので、ぜひご覧ください‼️
・・・
1主な変更点のまとめ
◆わくわく広場
🌸新1年生は入学前の春から利用開始に!
→これまでは5月の前後からの利用開始と開始時期が遅く、お声を寄せていただいていました。
🌸早朝・夕方の利用時間帯を延長可能に!
→ただし費用も発生(金額未定)
◆懸念点
①制度が複雑でわかりにくいため、保護者や運営事業者の十分な理解が必要
→昨年11月から運営開始までに丁寧に進めるとのこと。
②学童クラブ・特例利用車が注文できる宅配弁当を、新たなわくわく広場利用者が注文可能できるようにする必要がある。
→11/29の文教子ども委員会で要望済み
2取り組みの方針まとめ
3 スケジュール
2022年11月から
校長会、放課後子ども総合プラン運営委員会、各校実行委員会に報告、移行準備着手、研修実施
2023年9月
関係規定の改正、利用者周知
2024年4月
全小学校で新たな放課後子ども総合プランへ移行
(予定されている一体的な運営)
◆参考:
北区も進めている「新・放課後子ども総合プラン」とは?
全ての児童が放課後を安全・安心に過ごし、多様な活動を行えるように、厚労省所管の学童クラブと文科省所管の放課後子ども教室(わくわく広場)を一体的あるいは連携して実施する事業です。
※本記事は11月29日の文教子ども委員会での公開資料をもとに作成しています。
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