議員ではなくなってもネット上のハラスメントが続いている件

議員の任期中には、警察に何度も相談に行くような嫌がらせに悩まされたことがありました。



例えば、SNSでの粘着質な迷惑行為です。

夜中や早朝の着信や留守電へ暴言の吹き込みもありました。
対面で罵詈雑言を浴びせられることもあります。



また、選挙期間中も私に関するデマを流している方が複数いらっしゃいましたが

残念なことに議員ではない今でもハラスメントが続いています。


プライバシー保護のため画像にぼかしを入れますが、一例を挙げると

・混浴したい
・キスしたい

といったメッセージを何度も送ってくる件です。

区民からの粘着質なハラスメントに、どう対応するか?

ブロックして、逆情されたらどうしようと思う気持ちもありますし、個人への怒りのメッセージを公のSNSで発信することも憚られます。


参考に、令和4年2月、一般社団法人ポリライオン及びWOMANSHIFが主催し、議員200名にハラスメントの実態を調査した「政治家ハラスメント白書」を発行してくださいました。


なんと全政治家の94%が何らかのハラスメントを受け、女性議員については98%がハラスメントを受けた経験があるとのこと。



更にハラスメントを受けた場合の対応については「何もしない」と回答した割合が最も多く、約半数に達しています。

↓↓↓
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000081990.html



議員に限らず、インターネット上のハラスメント・誹謗中傷は、被害者が自らの命を断ってしまう事件が相次ぐほど、深刻な社会問題となっています。



軽い気持ちで行ったことでも、受けた側が大きなダメージを受けることがあります。


匿名性のあるSNSで身元を隠して行う嫌がらせは特に卑怯です。



こうした背景から、2022年7月、改正刑法にて侮辱罪の法定刑に「1年以下の懲役・禁錮または30万円以下の罰金」が加わるなどの厳罰化がなされました。



人を傷つける言動が少しでも減少することを願っています。

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