こんにちは!東京都議会議員北区選出のこまざき美紀です。
北区選出の東京都議会議員として、北区を拠点に東京都・北区の課題に取り組んでいます。しかし、東京都は本土だけではありません。
島しょ部(伊豆諸島や小笠原諸島)の課題も重要です。
本日は、東京都の八丈島にて、朝から副町長と意見交換、大里地区にて東京都が推進する無電柱化の取り組みを視察後、都民ファーストの会総会にオンライン出席しました。
(※家族と過ごしておりプライベートを兼ねるため全額自費です。)

すでに私は北区に戻っており、島の魅力含め詳細については別途報告したいと思います。 今朝の意見交換は、八丈町長が出張中とのことで、山越副町長がご対応くださりました。 貴重な課題を頂戴いたしました。ありがとうございました。

🔲意見交換の概要
①医療体制の課題と島しょ部出産支援体制の構築
産婦人科医療の危機的状況 八丈島は島嶼部の中で、唯一島内での出産が可能な医療環境を維持してきました。しかし、長年分娩にご尽力されてきた産婦人科医のご引退により、来年度からは島での出産が不可能となる深刻な事態に直面しています。
この課題に対し八丈町では、都内本土での出産を含めて産前産後を安心して過ごしていただくため、他の島の補助制度を研究し、安全安心に出産いただけるよう制度整備を進めています。
東京都による島しょう部医療支援 島嶼部の医療体制を支える重要な役割を果たしているのが、本土の医療機関による受け入れ体制です。
東京都北区の北医療センターは、東京都の島しょ部の妊産婦の受け入れを積極的に行っており、離島医療を支える重要な拠点の一つです。
②深刻化する人口構造の変化
産婦人科医療の問題は、八丈島が直面する深刻な人口減少問題の象徴です。島の人口は6,709人(令和7年7月1日現在)で、年間約100人のペースで減少が続いており、高齢化率も40%を超えています。
島での出産が困難になることで、子育て世代の島外流出が加速し、医療問題と人口問題が密接に関連した悪循環が懸念されます。
③教育環境と人材流出の課題
八丈島には保育園から高等学校まで島内に完備されていますが、高校卒業後の進学や就職を機に9割以上の若者が島を離れてしまいます。東京都では島外生徒受入事業を推進し、教育の魅力向上を図っています。
②雇用環境と定住促進の課題 八丈島は働き手不足で、求人は山ほどある状況ですが、平均年収は418万円で、年収300万円未満の世帯が50.1%という賃金水準の課題もあり、内地に戻ってしまう方も少なくありません。
④東京都肝入りの防災対策
救命艇整備 八丈町は「東南海・南海地震防災対策推進地域」に指定されており、東京都が肝入り政策として推進するのが「津波救命艇」の整備です。
高台への避難が困難な地域や高齢者等要援護者の避難手段として、安心して暮らせる島づくりの重要な柱となっています。

八丈島の魅力4選については、また後ほど記載したいと思います!!
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最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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