昨日、子育て議員連盟にて、前から訪れてみたかった町田市議会へ視察に行ってきました。
子育て議員連盟とは、
子育て世代の政治参画を促進し、更には、子育て支援施策をより実効性のあるものとするため、2018年に設立されたものです。
子育て中の議員のため、という限定的なものではなく、これから議員を目指す若い男女にとっても、子育てしやすい環境とすることで議会への参画がしやすくなります。
今回は、
町田市議会のココがすごい‼️
をお伝えします。
①小学生以下も議会を傍聴できる
町田市の本会議傍聴規則において「児童及び乳幼児は、傍聴席に入ることができない。」という文言が削除されている!
つまり小学生以下は傍聴できないのが標準なのですが、町田市議会は傍聴可能なのです。
(「標準」とは各自治体が参考とする「標準市議会傍聴規則」に記載があるという意味です)
②親子傍聴室がある
ベビーベッドつきの絨毯部屋。
子どもは大人と一緒に傍聴が原則。
おしゃべりしながら傍聴したい方も使用OK。
小学生以下のお子さんもここなら、気兼ねなく傍聴できます。
②議員一人一台タブレット配布でペーパーレス!
質問原稿の読み上げを聞いているだけでなく、議員が作ったパワポ等の資料も閲覧できてわかりやすい。
「タブレットを議員に一人一台ってお金かかるのでは?」と思った方、私もです。
それが、全体としては黒字となるのだそうです。
各議員等に配布する何千枚にもなる資料印刷、カラーコピー代、差し替え等にかかる人件費諸々、換算していくと黒字になるというのです。
③「育児」を理由として議会の欠席届が提出できる
町田市議会会議規則中、議員の欠席届出事由に「出産」だけでなく「育児」の文字が✨
「出産」という文字は、標準的にどの議会規則にもあるのですが、町田市では「育児」が、豊島区では「家族の看護又は介護」があるのです‼️
議員もその家族も人間ですから、看護や介護でどうしてもお休みしなくてはならないこともあります。
これ、本当に助かりますね。
他にも革新的なものがいろいろあって、本当にすごいんです…。
でも
「町田ってすごいな、、、」
と遠い目で眺めているだけではいけません。
北区議会でも「議会改革検討会議」というものがあり、私も出席して発言することができます。
会議の内容は非公開なのでお伝えできないのですが
「東京都北区議会規則」に未だ規定のない欠席届出事由である「家族の看護又は介護」などを組み込めないか?
提案し、これから子育てする方や子育て層が議員として働きやすい環境をつくっていきたいと思います
企画してくださった、子育て議連共同代表の永野 裕子 豊島区議、新井 克尚 町田市議、町田市議会の職員の皆様、どうもありがとうございました✨
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最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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