多胎の妊娠、出産はハイリスクで、新生児集中治療室に入ることも珍しくありません
「多胎育児のサポートを考える会」によるアンケート結果からは
「トイレに行くわずかな時間もない」
「それぞれの夜泣きを対応していたら15時間が経っていた」
「何度も子どもを殺してしまうかもと思ったことがある」
等の多胎児家庭の悲痛な声を知りました。
また、実際に虐待死リスクは単胎の2.5倍から4倍との調査結果もあります。
私自身も、多胎育児を体験し、身を以て大変さを実感しました。
個人の問題ではなく、社会の問題として行政の支援が必要です。
しかし、東京都北区において多胎児家庭に特化した支援は、親同士の交流会しかありません。
そこで、2019年から北区議会や委員会において下記3点について支援を訴え続けてきました。
一つは、家事・育児支援。
二つめは、タクシー等の移動にかかる補助。
三つめは、保育園優先入所のための指数加算等です。
ここでなんと、来月4月から
家事・育児支援で
提案した2点が実現します‼️
実現1
多胎児のママパパヘルパーの利用期間などの拡充
多胎家庭におけるママパパヘルパーの産後ドゥーラ、シッター利用の回数と利用期間が拡充されます‼️
◆参考
2019年11月議会での訴え
しっかりと訴えてきました‼️
~多胎児家庭支援~
北区ホームページのご案内
https://www.city.kita.tokyo.jp/koka/kosodate/nayami/anshinmama.html
実現2
東京都のベビーシッター事業一時預かり(子育て全世帯対応)の導入
東京都10/10補助事業で区の負担なしで導入できるものです。
未就学児のシッター利用について1時間2,500円まで補助が受けられます。
多胎児一人あたり、年288時間まで
単胎児一人あたり年144時間までです
◆参考
2020年9月議会での訴え
心を込めて訴えました!幼児期からの性教育、多胎児家庭等支援
多胎家庭支援については、地域の多胎支援団体のヒアリングや勉強会などにより学ぶことができました。
時には、当事者団体が作成したアンケート調査ををお預かりし、北区の担当課にお渡しすることもありました。
今回、当事者の皆様のお声が届いたことに、とても感激しています。
多胎家庭のご負担は大きいと思いますが、新制度を利用していただき、少しでも体を休めながら、育児ができることを願っています。
お声を寄せてくださり、共に考えてくださった多胎家庭サポート団体の皆様をはじめ
導入にむけご尽力くださった
北区ご担当の皆様にも感謝申し上げます。
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