「生理の貧困」という言葉をあちこちで聞くようになりました。
私自身、子育て議員連盟・出産議員ネットワーク合同オンライン勉強会党にて、生理政策について学ばせていただきました。
「#みんなの生理」共同代表の谷口さんや「生理のトリセツ」で生理について情報提供等してくださっている株式会社ヘルスアンドライツ代表取締役吉川さんらのご講義をいただき
この日本でも5人に1人の若者が「金銭的理由で生理用品を買うのに苦労した」という調査結果を知りました。
実際に私の元へも
「学校の休み時間が短くて交換する時間がないため夜用で我慢している。トイレに設置してあれば時間も短縮できて交換しやすい」
「父子家庭でナプキンを買ってほしいと言えなかった」
というお声が寄せられていました。
生きる上で必要な生理用品が買えない、使えないという状況をなくすよう
生理用品が必要な方に行き渡り、女性が快適に過ごせるような環境を整備しなくてはならないと強く思っています。
そこで2021年4月15日に「#みんなの生理」さんと、私が所属する子育て議員連盟・出産議員ネットワークが連名で、北区長に対し、北区立小中学校のトイレに生理用品の設置を求める要望書を提出しました。
現在は、試行的に小・中学校2校ずつの女子トイレに生理用品を設置する取り組みが行われています。
そしてこの度、北区が生理に伴う様々な負担を軽減するため、民間事業者と連携し、区役所内の女子トイレ4ヶ所にディスペンサーを設置し
生理用ナプキンを無料で提供するとのことで、本日、現場確認して参りました‼️
アプリをダウンロードして、広告を見てからスマホをかざすとナプキンが出てくる仕組みです💡
気になる費用ですが、設置工事費用、ディスペンサーレンタル料、生理用ナプキンすべて事業者負担で、北区としては電気代のみとのこと。
これらにより、必要な方が当たり前に生理用品を使用できる環境に近づくといいなと思います☺️✨
・・・概 要・・・
❶ 設置箇所
第一庁舎 1階東側トイレ
第一庁舎 1 階西側トイレ
第二庁舎 1 階トイレ
第二庁舎 2 階トイレ
❷ 実施事業者
オイテル株式会社
❸利用の流れ
オイテルアプリをダウンロードする。
(個室トイレ内の壁に掲示されるQRコードを読み取りも可能)
アプリを起動しスマホを装置にかざすことで無料で生理用ナプキンを提供。
❹他区の実施状況
23 区中4区が設置済みと確認
(江戸川区・豊島区・板橋区・中野区)
❺経過及び今後の予定
令和4年2月 事業者ヒアリング
4月設置箇所の調査・確認
6月 企画総務委員会報告
6月下旬 設置工事・提供開始
6月16日企画総務委員会にて報告
❼設置期間
区とオイテル社で協定書を締結し、設置期間は自動更新としている。
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