孤立する若者の力に!NPO法人サンカクシャの取り組み

NPO法人サンカクシャは、豊島区上池袋に所在するNPO法人です。


豊島区といっても板橋駅から徒歩10分、北区滝野川の区境でもあります。


若者が安心して生き抜いていける社会を目指して活動されており、念願叶って視察に伺いました‼️


代表理事の荒井 佑介さんは、元々、高校生の学習支援や非行少年のサポートをしていたのですが、その後に中退やひきこもりなどの課題に直面。


義務教育以降のサポートが必要と気づき、サンカクシャを立ち上げたのだそうです。


親や身近な大人に頼れず、一人で生きていかなければいけない、孤立してしまう若者たち。


暴力やネグレクトなどの虐待、核家族化や地域の支え合いの脆弱化等により、公的支援に頼れない若者、全国に22万人がどこにも居場所がないと推定しています。


特に、公的・民間支援が手薄となる15歳から25歳くらいまでの親や身近な大人を頼れない若者へ、4つのサポートを行っています。



【4つの支援】


❶居場所づくり:
サンカクキチ、ヨルキチ

☀️サンカクキチ
火・水・木・土 
14時から21時まで


イケアジャパンさん寄贈の家具が素敵な室内。


年間のべ1,300人の利用があります。


フラッと立ち寄って歳の近いスタッフとおしゃべりできます。

ゲームや漫画もあり、黙々と過ごすこともできます。


「見た目も美味しく」にこだわった夕飯も提供。

みんなで一緒にいただきます☺️


🌃ヨルキチ
毎月第二・第四金曜 
21時から翌朝まで


行政機関がお休みとなる金曜の夜からの開催としたのだそう。

現在は、スタッフへの相談目的で訪れる方が多くいらっしゃいます。


❷仕事:サンカクエスト
サポート付きの就業機会も。
地域の団体・企業さんが仕事を提供してくださるそうです。


年間実施は240回、利用者数はのべ335人で、スタッフやボランティアのかたが伴走支援してくださいます。


❸住まい:サンカクハウス
月4万円程度で住むことができるシェアハウス。
自立に向けたサポートも行います。


4拠点のシェアハウス、個室シェルターが7部屋、合計27部屋を所有しています。

❹アウトリーチ事業:
サンカク相談室

月15から20件の相談があり、2022年度は158名が相談に。


約50の機関から依頼を受けており、若者がアクセスしやすいゲーム配信等でアウトリーチ相談も行っています。

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サンカクキチで自主学習し、行政書士の資格を取得したというお兄さんが、施設を案内してくださいました☺️


素晴らしいですね👏


ツイッターでサンカクシャを知ったのだそうです。


サンカクシャは、法人内だけで完結させず、豊島区や隣接する北区、板橋区を含め約50の行政や支援団体と連携を密にしています。

 


地域との連携があってこそできる支援活動で、顔の見える関係を構築するよう心がけているのだそうです。


利用者に親近感を持ってもらえるよう、スタッフはできるだけ年齢が近い方を配置するという徹底ぶり。


2024年は、住宅補助プロジェクトにより、月3万円の家賃補助や恋愛支援プロジェクトも企画中とのこと💡


今後もサンカクシャの活動に目が離せません。

公的支援が手薄となっているこの世代に手を差し伸べてくださることに感謝しかありません。


行政も共に、若者の未来を支えていかなくてはなりませんね。

必要な若者に、サンカクシャという存在が届きますように‼️

貴重な機会をありがとうございました🙏✨


▲NPO法人サンカクシャ

https://www.sankakusha.or.jp/


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