亡き祖父との思い出から子ども達への平和教育について考える〜79回目の終戦記念日

本日、8月15日は79回目の終戦記念日です。

先の大戦の犠牲となられた全ての方々に哀悼の意を表します。


私たちに生身の戦争体験談をお話してくださる方々も、貴重な存在となってきました。

次の世代へ戦争と平和についてどんなふうに語りついて行くか、私自身、この時期になると毎年考えます。


私が幼少の頃、お盆には今は亡き祖父が戦争時の体験談を孫である私たちに話してくれました。


あわせて「はだしのゲン」や「火垂るの墓」など戦争をテーマとしたアニメのビデオ鑑賞にて、平和について考える機会をもらっていました。


そんな祖父が亡くなった後、「太平洋戦争(第二次世界大戦)従軍記」という手記が見つかりました。


そこには、祖父が経験した戦争の時の暮らしや家族への想いが生々しく綴られていました。


「爆音と爆弾投下の音で目が覚めた」

という日々の暮らしがどんなに辛かっただろうと、涙が止まりませんでした。


今年は、祖父が私たちに残してくれた手記を我が子と共に読み返し、戦争と平和について考えるきっかけとしたいと思います。


さて、東京都北区では「北区平和週間」として、平和について考える様々な企画が行われました。


北とぴあでは、本日15日まで「平和祈念モニュメント」が設置されています。


ここで折られた折り鶴の一部を、広島や長崎へお贈りするのだそうです。


私も、平和への祈りを込めて鶴を折ってきました。


また、北とぴあ前には小型の「長崎・平和祈念像」が設置されています。


北区名誉区民であられます故北村西望さんの作品で、像の右手は原爆、左手は平和を表現しているそうです。


ここ北区からも、平和への願いをつなげていきたいと思います。

 

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