東京都議会第3回定例会10月5日の総務委員会で、理事として最後の質疑に立ちました🙋♀️
中継・録画をご覧くださった皆さま、ありがとうございました。
今回は、総務局所管の「東京都公立大学法人の中期目標の変更」に関する質疑をご報告します。
(子供政策連携室の質疑は、次の記事でご報告します)
変更の柱は、東京都立大学に令和10年に新設される「共創学部」。
社会課題を出発点に、文系・理系の枠を超えて学ぶ新しい学部です。
⭐️質疑で得られたポイント
❶1年次に情報リテラシーを必修化。3・4年次には都や企業と連携し、実際の社会課題に取り組む演習を実施予定
❷交換留学は授業料負担なし。渡航費・滞在費の給付型奨学金も拡充
❸水素エネルギー、超電導、構造生物学の分野で世界トップ研究者を招聘

■Q1:AIを活用した社会課題解決の教育を
これからの社会では、AIやデータを使いこなし、その答えが正しいかを自分で見極める力が欠かせません。
共創学部で、AI活用や情報の信頼性検証、個人情報への配慮を全学生の共通基盤とし、都や企業、NPO等と連携した実践教育を充実させるべきと質しました。
A1(都答弁)
〇共創学部でも、1年次に情報リテラシーを必修科目として位置付け
〇現代社会の課題を学ぶ科目等を設ける準備を実施
〇3・4年次に、都や企業等の協力も得ながら、実際の社会課題の解決策を議論する演習を行う予定
■Q2:家庭の経済状況に左右されない留学機会を
共創学部では、1年間の海外留学を組み込む構想が示されています。
家庭の経済状況で進学や留学を諦めることがないよう、英語学習支援と給付型支援の充実、そして支援額や自己負担額を受験生が進路を選ぶ段階で明示すべきと求めました。
A2(都答弁)
〇海外の協定校との交換留学制度により、授業料を負担せず留学が可能
〇昨年度から、渡航費・滞在費を支援する給付型奨学金を拡充
〇留学に必要な英語力を身に付ける講座を提供
〇費用や奨学金の支給額・時期などを積極的に周知し、経済的事情を問わず挑戦を促進

■Q3:文系学生にも数学的リテラシーを
感染症や気候変動、防災など、科学的根拠に基づく議論が求められる時代です。
数式が苦手でも、数学的リテラシーは身に付けられます。文系学部でもデータサイエンスを通じた学びを進めるべきと質しました。
A3(都答弁)
〇データ分析や統計学の基礎科目を全学部で必修
〇文理問わず選べる副専攻コースを設置し、選択した363名のうち文系学生は71名
〇今後も文系学生の数学的リテラシー習得を後押し
■Q4:女性教員比率の向上を
私たちは、かねてより理系学部における女性教員比率の改善を求めてきました。
A4(都答弁)
〇女性教員比率は令和8年5月時点で20.5%。令和17年度までに27%が目標
〇今年度から大学全体で国際公募を原則化。共創学部では着任7名のうち5名が女性
〇リサーチ・アシスタントの雇用や臨時的な託児支援など、働きやすい環境を整備
大学で過ごす環境は、学生の価値観形成にも大きく影響します。多様な人材が活躍する大学の姿は、これからの社会を先取りして示すものです。

■Q5:世界レベルの研究者の確保を
研究力の強化には、第一線で活躍するトップ研究者の存在が欠かせません。
A5(都答弁)
〇令和4年に水素エネルギー分野の研究者を招聘
〇年内に超電導分野、構造生物学分野の第一線の研究者を招聘予定
〇トップ研究者と教員の相乗効果で、世界と伍する研究拠点を形成
都立大学が、東京の未来を切り拓く「知の拠点」となるよう、取組を要望しました。
総務委員会の理事として、多くの議論に関わらせていただきました。
支えてくださった皆さま、本当にありがとうございました。
これからも、いただいた声を都政にしっかり届けてまいります。

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最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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