このテーマは、北区議会議員時代から取り組んできた私にとって長年の課題です。
2026年2月の都議会一般質問で、都立・私立高校の校則について取り上げ、「全都立高校での校則の公開と、生徒の声を取り入れた見直しのさらなる徹底」を求めました。
その際、都教育委員会から
「生徒の意見を聞く仕組みを含めた状況の調査を行い、公表する」
との答弁を得ていましたが、その調査結果が8月、東京都教育委員会のホームページで公表されました。
ご報告が遅くなりましたが、都として初めての、都立高校における校則の調査・公表です。改めてその内容をご紹介します。

⭐️調査の概要
「令和7年度 都立高等学校等における校則等の自己点検及び見直しに係る調査」
○対象:都立高等学校、都立中等教育学校、都立高等学校附属中学校 計244課程
○調査期間:
令和8年2月27日〜3月13日
🔳主な結果
✅ 校則の点検:全244課程(100%)で実施(校則を定めていない8課程を含む)
✅ 校則等のホームページ公開:全244課程(100%)
✅ 生徒・教職員・保護者の意見を聞く機会:
全ての学校で設定
生徒からは、生徒会・生徒総会、学校評価アンケート、意見箱・目安箱、ホームルームなど、さまざまな方法で意見を聞いていることが分かりました。
✅ 新たに制定・変更した校則、廃止した校則
服装、頭髪、持ち物、通学など、さまざまな項目で見直しが行われています。
✅ 学校説明会等での校則の周知:対象の239課程(100%)で実施
🔳見えてきた課題
一方で、「校則を変更する手続き」の明文化については、
・明文化し、明示している…110課程(46%)
・明文化しているが、明示していない…62課程(26%)
・これから明文化する…68課程(28%)
という結果でした。
生徒が「校則を変えたい」と思ったとき、どうすれば変えられるのかが分かることは、主体的にルールづくりに関わるための第一歩です。手続きの明文化・明示が全校で進むよう、引き続き求めていきます。

🔳点検の5つの視点
都教育委員会は、校則等の点検・見直しにあたって、次の5つの視点を示しています。
① 生徒の人権を保障したものであるか。校則に基づく指導が生徒の人権を保障したものとなっているか。
② 内容が社会通念上合理的と認められる範囲であるか。
③ 生徒が基本的な生活習慣の確立や社会的に自立するために必要かつ最小限の規定であり、学校として責任をもって指導することができる範囲か。
④ 社会人として必要となる規範意識の醸成のために必要な内容であるか。
⑤ 学校の実情、生徒の意見、保護者の意識、社会の状況、時代の進展等を踏まえたものとなっているか。
🔳これからも
「色付き日焼け止め禁止」「地毛証明の提出」「日傘禁止」
一般質問でも取り上げたように、こうした理不尽なルールや、「自分たちの意思が反映されていない」という生徒の声が届いています。
今回の調査・公表は、各校の取組を「見える化」し、学校同士が良い取組を学び合うきっかけになるものです。
また私立高校についても、都は現地指導での助言などを通じて校則の再確認を働きかけるとしています。こちらの動きも注視していきます。
子どもの声を聴き、尊厳が守られる学校づくりへ。
私個人としても都ファ会派としても、これからも取り組み続けます。
質問にあたりご協力いただいた子ども・若者支援団体の皆さん、保護者、生徒の皆さん、ありがとうございました。
【参考】
▶東京都教育委員会「校則等」(調査結果を掲載)
https://www.kyoiku.metro.tokyo.lg.jp/school/content/kousoku
▶こまざき美紀の一般質問〜都立高校の校則 生徒の意見を聞く仕組みを調査・都として公表へ
https://komazakimiki.jp/15284/
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最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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