子どもを事故から守る家へ!「東京こどもすくすく住宅」初の戸建て物件を視察

 

高橋まきこ都議(中央区)と共に、杉並区井草の新築分譲住宅「リストガーデン杉並井草」を視察しました。

都の「東京こどもすくすく住宅認定制度」で、戸建て住宅として初めて設計認定を受けた物件です。

 

⬛️家の中こそ、子どもの事故が起きる場所

窓やベランダからの転落、お風呂での溺水、階段からの転落。

子どもの事故の多くは、本来いちばん安全なはずの「家の中」で起きています。

 

 

しかも、ほんの一瞬、目を離したすきに起きてしまいます。

だからこそ、親の注意だけに頼るのではなく、住まいそのものに事故を防ぐ仕組みを組み込んでおくことが大切です。

 

 

その考え方を形にしたのが「東京こどもすくすく住宅」です。

 

⬛️東京こどもすくすく住宅とは

子どもの安全と快適な子育てに配慮した住宅を、東京都が認定する制度です。

 

 

3つの認定モデル

❶セーフティモデル:

子どもの安全確保に特化

❷セレクトモデル:

安全基準に加え、事業者の特色をいかした設備を選べる

❸アドバンストモデル:

設備の充実に加え、コミュニティ形成などソフト面も重視

 

 

どのモデルでも、転落防止などの安全基準を満たすことが必須です。

認定を受けると整備費の一部に都の補助が出ます。

補助を受けた住宅は【フラット35】の金利引下げ(当初5年間、年0.5%)の対象にもなります。

 

 

▶ 制度の詳細はこちら(東京都住宅政策本部)👇

https://www.juutakuseisaku.metro.tokyo.lg.jp/kosodate/child-care/seido

 

これまでの認定実績:

マンションが中心、北区にも💡

平成28年に最初の認定が出て以来、これまではマンションなどの集合住宅が中心でした。

都の公表資料によると、認定・設計認定を受けた集合住宅は都内で約230棟にのぼります。

 

 

多いのは江戸川区、世田谷区、足立区などです。

私の地元・北区でも3棟が認定・設計認定を受けています。

アトラス北赤羽(70戸、アドバンストモデル、令和8年3月に認定)

 

 

ほかに大規模マンション2棟(約300戸、約500戸)が設計認定済み

今回視察した井草の物件は、令和7年度に制度が戸建て住宅にも広がってから初めての戸建て設計認定です(令和8年2月)。

マンションだけでなく戸建てを選ぶ子育て世帯にも、選択肢が広がり始めています。

 

 

▶ 認定を受けた住宅の一覧はこちら

https://www.juutakuseisaku.metro.tokyo.lg.jp/kosodate/child-care/seido/nintei

⬛️現地で見た「事故から守る工夫」

今回の物件は全3棟(木造2階建て)で、すべてセレクトモデルとして設計認定を受けています。

竣工後の検査を経て本認定となる予定です。

 

 

🔴 転落から守る

・バルコニー窓に開口制限ストッパーを付け、子どもがすり抜けられる幅まで開かないようにしています。

・テラスドアにはセキュリティサムターンを付け、子どもが勝手に開けられないようにしています。

・階段は踏み外しにくいノンスリップ溝付きの折れ階段です。

 

 

🔴 溺水から守る

・浴室ドアのロックを床から1,400mm以上の高さに付け、小さな子どもが一人でお風呂に入れないようにしています

 

🔴 目を離さない間取り

・対面式キッチンなので、料理をしながら子どもの様子が見えます

 

 

🔴 外出先からも子どもを守る ― スマホで鍵の開閉・インターホン確認

・スマートフォンと連動したIoT設備で、外出先からでも玄関の鍵を開け閉めでき、インターホンで来訪者を確認・応対できます

・子どもが鍵を忘れても、親がスマホで開けることができます

・知らない人が来ても子どもが自分でドアを開ける必要がなく、親が外から確認して対応できます

 

「鍵、閉めたかな?」と不安になったときも、その場で確認して施錠できます。

共働きで、子どもが学童や習い事から一人で帰ってくるご家庭にとって、とても心強い仕組みだと感じました。

 

 

🔴 防犯面でも守る

・玄関ドアのダブルロックと脱着式サムターン、敷地内の防犯砂利、カメラ付きインターホンがあります。

 

ほかにも、ベビーカーが置ける玄関収納、家事動線の工夫、子どもが自分で片付けられる可動棚とハンガーパイプなど、毎日の子育てを支える工夫がありました。

 

⬛️感じたこと・これから

母親として、「あの時こうなっていれば安心だったのに」と思う工夫ばかりでした。

一方で、課題も見えてきました。

 

制度の知名度:

約230棟の実績がありながら、子育て世帯にはまだ十分に知られていません。

 

戸建ての広がり:

戸建ての設計認定はまだ3件だけです。しかも戸建ての場合、認定の対象は分譲と賃貸に限られ、注文住宅は対象外です。

 

地域の広がり:

北区でも、マンション・戸建ての両方でこうした住宅が増えてほしいと考えています。

 

「子どもを事故から守る住まい」を当たり前にするために、今回の視察で学んだことを都政に生かしていきます。

ご案内いただいた事業者の皆さま、都のご担当の職員の皆さま、ありがとうございました。

 

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最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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