【視察報告】 もっと本を借りたくなる‼ 「預金通帳型図書記録」 大阪府八尾市

先週、北区議会の文教子ども委員会の議員の皆さんと北区職員の皆さんとで、八尾市における「通帳型図書記録」取り組み、翌日は、兵庫県尼崎市における「教員の働き方改革」について視察に行ってきました。

今回は、八尾市の取り組みについて視察報告します。

 

【八尾市での取り組み】

どうしたらもっと多くの子どもたちに本を読んでもらえるだろうか?

大阪府八尾市では、あれこれ検討を重ね、図書館新館のオープンに合わせ、下関市図書館で既に成果がでている「預金通帳型読書記録」を導入しました。

この「預金通帳型読書記録」とは、
預金通帳型の通帳に、借りて読んだ本の名前、著者などが記録され、履歴として残るものです。

カラフルな新通帳デザインは、八尾市出身の童画家、徳治昭さんのもの。
ゆかりのある方がデザインしてくださり、ますます愛着が湧きますね。
(添付の写真は、旧デザインです)

また、ATMのような専用端末で通帳に印字することや、手元に通帳が増えていくことで、読んで記録するのが楽しみにもなります✨

これ、すごく気持ちがわかります。
ワクワクしますよね😄

平成26年4月の図書館新館オープンと同時に、市では、市内在住在学の小学生に通帳を無料配布、翌年には中学生にも無料配布し、
更にその翌年には、妊婦さんにも無料配布を行いました。
(通常は300円の手数料がかかります)

妊婦さんへの配布は、読書による、お腹の赤ちゃんの胎教面だけでなく、ママの心を穏やかにできるのではないかという、子育て支援の一つとしての取り組みなのだそうです。

その成果も出たのか、児童書の貸し出し点数が導入前の1.85倍に、一般図書は約1.29倍となったそうです。

通帳1冊にかかるコストが高いとのことで、今後の予算確保について課題はあるとのことですが、活字離れから子どもたちの読書の動機づけとなることは間違いありません。

【北区での取り組み】

一方で、北区においても
実は「どくしょノート」の取り組みがあります。

北区中央図書館にて取り入れられているもので、希望者に可愛いどくしょノートを配布し、本の感想や満足度などを記入することができるようになっており、楽しみながら読書ができる工夫がなされています。
発行冊数は増加傾向にあるそうです。

【まとめ】

子どもたちが読んだ本が増えていく喜びを実感し、読書意欲を高める取り組みとして、今回視察させていただいた通帳式は面白いと思いました。

北区においても、更に効果をあげるための手法について、通帳式が良いのか?これから検証、研究していきたいと思います。