昨今、メディアでも「フェムテック」という言葉を聞く機会が増えました。
フェムテックとは、Female(女性)とTechnology(テクノロジー)をかけあわせた造語で、女性が抱える健康課題をテクノロジーで解決する商品やサービスのことです。
生理用アプリのほか、月経カップ、経血吸水ショーツなども含まれます。
女性の中で一番身近な生理(月経)を取り上げてみても、生理痛に悩まされている方は私の周囲にも数多くいらっしゃいます。
日常生活に支障をきたすため、鎮痛剤を服薬されている方も多いのではないでしょうか?
◆生理の苦悩🩸
実は私、生理の量が過度に多い「過多月経」と生理痛が重い「月経困難症」を患っています。
これまで、経血の量が多いがために、服への経血漏れでヒヤヒヤすることが多々ありました💦
また、学生時代から生理痛に我慢を重ね、就職してからは仕事を休むことも度々あり、ひどい時は、倒れて救急車で搬送されたことがあります🏥
生理のある女性の7割は、月経困難症の可能性があるとの調査結果もあり、私以外にも悩んでいる方が多いようです。
◆月経カップを試す
経血量が多い問題の解決のため、月経カップを試みようと思いましたが装着がうまくいかず、私の場合は失敗に終わりました。
使用後の煮沸消毒も手間なので私には続かなかったと思います。
しかし、うまく使用できている方からの評判は良いですので、試して見るのも良いと思います💡
◆超低用量ピルを試す
(※写真はイメージです)
あれこれ悩んでいる時、医師から「超低用量ピル」を勧められました。
日本では避妊薬のイメージが強く、なかなか普及が進みませんが💦
他の先進国では、生理痛やPMSの改善にも大きな期待ができることから服用率が高い状況です。
参考に、婚姻・同棲関係にある女性における日本のピルの服用率は0.9%であるのに対し、 カナダは43.7%、ドイツは42.3%、アメリカは11.4%となっています。(2019年国連人口部の統計より)
なお、費用は保険適用で、1ヶ月分約2000円程度です。
使用してみて、以前のような生理の激痛は落ち着いたものの、私の場合、1週間の休薬期間に毎回頭痛が起こり、鎮痛剤の服用は避けられませんでした。
◆ミレーナの使用へ
そこで出会ったのが「ミレーナ」です。
ミレーナとは、黄体ホルモン(妊娠維持のための女性ホルモン)を子宮内で継続的に放出するお薬です。
長期避妊目的で用いられていましたが、近年、過多月経や生理痛等に対し非常に有効な治療法として注目されています。
月経困難症や過多月経の治療として、ミレーナが保険適用となっており、私は装着時に1万円ほどかかりました。
すごいのは、一度装着すると、なんと5年間も長持ちすること。
産婦人科への通院も、最初の数週間、1ヶ月、3ヶ月と順調に行けば期間を空けることができ、少なくて済みます。
存在は知っており
「なんとなく怖い・・・」
と思っていましたが、フェムテック勉強会で効能を理解したこと、友人も使用していて勧められたことから、思い切ってはじめてみることにしました。
使用後の初回の生理は、医師からも言われた通り、変わらず量が多いままでしたが、驚くことに生理痛は全くありませんでした。
気になるのは不正出血です🩸
ミレーナを使用して2ヶ月以上続いており、とても不安になりましたが、数ヶ月続くのはよくあることで、子宮内膜がどんどん薄くなるためなのだそうです。
現状、不正出血は落ち着いており、痛みもありません。
◆治療薬やフェムテックを積極的に活用してみよう‼️
女性はホルモンの影響などで、一ヶ月のうちに快適に過ごせる期間が10日間ほどしかなく、なんらかの不調が起きていると研修で学びました。
生理痛や過多月経を抱えている方は尚更、仕事のパフォーマンスやQOLを上げるためにも、治療薬やフェムテックをお試しいただきたいと思います😊
「大切な勝負の日に、生理がきてしまったらどうしよう・・・」
そのような悩みを解決できる時代がきています😊
自分が持つ能力を発揮し、日々快適に過ごすことができたらハッピーですよね🍀
今回のような生理の悩みなどについて、少しずつオープンに話し合える環境となってきていますが、まだまだタブー感があります。
私は敢えて発信することで、お困りの方の参考になればと思い投稿しました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました🙏
--------------------------------------------------------------------------------------------
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
にほんブログ村に参加中です。もしよろしければクリックして応援お願いします。
にほんブログ村