令和4年第一回 北区議会に登壇し、3つのテーマについて訴えました。
区民の方々の声を背負い、皆さんが少しでも前進するようにと全力で訴えました。
お忙しい中、高齢者の体操教室の方々も傍聴にきてくださいました。
どうもありがとうございました🙏✨
本日掲載するテーマは、高齢者のフレイル・介護予防についてです。
全ての高齢者に、いつまでもいきいきと前向きに暮らしていただくための介護予防やフレイル予防は喫緊の課題です。
今回は、複数の高齢者安心センターや自主的なグループとしてフレイル・介護予防活動をされている団体の方々からヒアリングを行い、課題解決に向け訴えました。
北区では、区が主催するフレイル・介護予防の体操教室の終了後に全ての皆さんに対して自主グループ化を促しています。
今では100以上のグループがありますが、自主グループ化された後は「丸投げ状態」という批判もいただきますが丁寧な支援が受けられておらず、自走するのが困難であるケースが多々見受けられます。
北区からの答弁(回答)は残念なものが多く、いただいたお声に応えることができませんでした。
しかし、諦めることなく課題として取り組んでまいります。
以下、分かりやすく記載しますので、是非、最後までご覧ください‼️
◆議会での訴えのテーマ
❶北区のDX推進:2月24日投稿
❷高齢者のフレイル・介護予防:
⭐️本日投稿
❸学童クラブへの障害児受け入れ・おやつ問題
◆質問概要
❶自主グループにおける会場予約サポートや講師謝礼、会場費等の金銭的支援を(他自治体でも事例あり)
【回答】残念⤵️
現時点で会場予約や金銭的な補助の実施は考えていない。
❷グループリーダーの育成を
【回答】残念
今後も引き続き、自主グループをけん引できる人材育成の支援を継続する。
(リーダーの人材育成支援がされていないから訴えたのですが・・・)
❸入れ替えや補充がないためメンバー構成の工夫を
【回答】
高齢者あんしんセンターと相談しながら、必要な支援の在り方を研究する
・・・以下原稿・・・
次に、大きく2つ目、高齢者の介護予防・フレイル予防について伺います。
北区の人口のうち65歳以上が占める高齢化率は令和2年1月1日時点で24.7%であり、都内トップクラスとなっています。
更に、75歳以上の後期高齢者人口の割合が前期高齢者よりも多いこと、高齢者のみの世帯数のうち独居高齢者の割合は約7割と
フレイルや介護が懸念され支援が必要と予測される高齢者が多数いらっしゃる状況です。
また、コロナ禍で感染予防のために外出を控え、体を動かす機会が激減し、気持ちが落ち込み、食事が偏るなどの「コロナフレイル」も深刻な状況です。
全ての高齢者に、いつまでもいきいきと前向きに暮らしていただくための介護予防やフレイル予防は喫緊の課題であります。
今回は、高齢者の方々や高齢者安心センター職員のお声から、コロナ禍でも継続されている現場の活動の一つ
身体的フレイル・介護予防の柱となっている、おたっしゃ教室等の課題に絞って伺います。
一つは、自主グループ活動への支援です。
北区では、おたっしゃ教室とよばれる筋力アップ体操教室と元気アップマシントレーニング教室、そしてご近所体操教室の修了者全てに対し、自主グループ化を促しています。
体操教室は一定期間で終了してしまうことから、その後も持続可能な予防に努めていただくことが必要であり、自主グループ化の推進は重要な位置づけとなっています。
令和2年12月現在で、115ほどの自主グループが存在しておりますが、実際は休止状態のグループも多数存在し、全てが活発に活動できていないと仄聞しております。
自主グループが継続的に活動できることで、介護予防・フレイル予防が強化され、健康寿命の延長が期待できますが、現状、さまざまな課題を抱えています。
最大の課題は、活動場所、講師等の確保を自ら行わねばならない点です。
定期的に活動したくとも会場予約が困難で手間を要し、感染対策として公園等の屋外での活動する場合においても場所の確保は容易ではありません。
会場費用、講師謝礼、消耗品等の金銭的な負担も足かせとなっています。
自主グループへの活動支援については、他自治体でも積極的に実施されており、三鷹市などでは講師謝礼、活動場所の使用料、消耗品などの費用補助などを行っています。
北区においても持続可能な活動支援のため、会場予約のサポートや金銭的補助を行っていただくことを要望しますがいかがでしょうか?
2点目として、自主グループのリーダー育成についてです。
自主グループを運営するには、皆さんを取りまとめる熱意やスキルが必要です。
体操教室にご参加の皆さんは、その後の自主グループリーダーまで担うことを予定しておらず、名前だけなら良いという方も多々いらっしゃるそうです。
しっかり活動しようとすればするほど、事務作業や調整、連絡等が発生し負担が大きくなります。
一方で、地域に介護予防を広めるための介護予防リーダーには養成講座があり、介護予防の知識やご近所体操などの実技を学んでいます。
こちらの養成講座に集まる方々は、元気で熱意ある高齢者の方が多く、使命感を持たれてご活躍されていると仄聞しています。
自主グループにおいても、こうしたリーダーの育成、あるいは介護予防リーダーにその役割を担っていただくなどの対応が必要と考えますがいかがでしょうか?
3点目としてメンバー構成の工夫です。
現状、自主グループは元々の体操教室のメンバーの持ち上がりのため、そのほとんどで新メンバーの補充がありません。
そのため、リーダーの体調不良などによる自然消滅も複数発生していると伺っています。
また、参加者は、会場近隣だけでなく電車などで通われる方もおり、自主グループ化を勧められても活動しにくいという課題もあります。
皆さんが継続して活動できるよう、近隣グループとの合併など、必要に応じて構成員を変えていくような支援、対策も必要と考えますがいかがでしょうか。
自主グループを量産するという観点だけでなく、介護・フレイルを予防するために継続して活動できるよう、区としてしっかりと支援を行っていただきますよう強く要望させていただきます。
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最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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