東京都北区では、新型コロナ感染拡大に伴い困難や悩み、不安を抱える女性に寄り添うために、「女性のためのLINE相談 To U(トゥユー)」を開始します。
コロナ禍の一斉休校中に起きた望まない妊娠相談の急増、そして女性の自殺者数が増加しました。
2021年で減少に転じたものの高水準で推移し、女性に関する様々な課題が浮き彫りになっています。
そのような中、女性が気軽に相談できる間口を広げることは大変意義深いと思っています。
経験豊富な相談員が伴走支援してくださいますので、一人で悩まないでぜひ、ご活用ください。
併せて、3月7日の北区議会 予算特別委員会で本事業について、私が質疑・要望した内容も掲載します。
大切な視点ですので、ぜひご確認ください🙏
・・・・事業の概要・・・・
❶開始日:4月7日(木)
❷相談日時
毎週木・土曜日
18時から21時まで
(最終受付20時30分)
※祝日、年末年始を除く。
❸対象
原則、北区在住、在勤、在学の女性
❹相談方法
LINEの友だち追加をしてから相談
❺相談時間
原則 1日1回30分
❻相談内容
学校、仕事、子育て、家庭等に関する様々な悩み ※秘密厳守
❼費用:無料
❽委託事業者:
NPO法人女性ネットSaya-Saya
❾詳細は北区ホームページから
https://www.city.kita.tokyo.jp/tayosei/line-soudan-to_u.html
【こまざき美紀 予算特別委員会 質疑・要望】
◆必要な場合には、電話やオンライン相談への切替を!
ラインでの相談から、希望する方にはアウトリーチ型支援(出前型)を行うとのことだが、その手前のニーズもあると思われる。
例えば、活字でのやり取りではもどかしい、ニュアンスが通じないと言う場合に、電話やオンライン相談も対応していただきたい。
【区からの回答】
相談者の了承を得て電話に切り替える
◆丁寧な伴走支援を
アウトリーチ型支援の場合、一回だけでなく定期的に訪問が必要な場合もあるのではないかと思うが、どこまできめ細やかな伴走支援をしていただけるのか?
【区からの回答】
課題が解決されるまで支援する
◆アウトリーチ支援のギフトの工夫を
アウトリーチで訪問した際に、生理用品をお渡しするとのことだが、国の「地域女性活躍推進交付金」を活用する上で、品目が生理用品に限定されていることを確認した。
生理用品も生活費必需品と思うが、支給品が個人の生活スタイルや体質にマッチしない可能性がある。
他のアウトリーチによる支援団体にヒアリングしたところ、支援を行う上でニーズを考えた場合、家族で喜ばれる米をはじめとする食料品など汎用性の高いものも喜ばれると伺った。
生理用品以外の食料等の支給を北区独自の取り組みとして行い、支援に繋げていただきたいが、いかがか?
【区からの回答】
今後実施する上で、検証する
◆幅広い広報を
きたくだよりやホームページ、SNSをはじめ、学校におけるチラシ配布や関係各所へのカード型パンフレット設置するとのこと。
ひとり親の方がいらっしゃる窓口や子ども食堂、フードパントリーにも周知を広げていただきたいのだが見解はいかがか?
【区からの回答】
周知の方法も含め検討する。
--------------------------------------------------------------------------------------------
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
にほんブログ村に参加中です。もしよろしければクリックして応援お願いします。
にほんブログ村