北区議会に登壇 往復葉書のみの受付を廃止に‼︎区内21館「ふれあい館」の空き状況確認・予約が未だに電話の件

9月12日、令和4年第三回北区議会に登壇し、2つのテーマについて区民の方々の声を背負い、少しでも前進するようにと全力で訴えました。

本日は、北区のICT化・DX推進について掲載します。

 

コロナ禍で、感染対策をはじめ区民の命と健康を守る業務等、職員の皆様の業務負担がますます大きくなっています。

 

今年度、北区DX推進方針が策定される予定であり、DX推進にあたり、CIO補佐官の採用により期待されますが、

区民の現場に視線を向けると、DXよりもっと手前の近代化・ICT化が必要な事例が散見され、改善を求めました。

 

併せて、それらを進めるためには職員の皆様の意識改革が必要です。

早速、前進した内容もありますのでぜひご覧ください!!

 

・・・

◆6月議会のテーマダイジェスト版

 

1障害児支援

❶障害児が保育園に非常に入りにくい問題
9月14日投稿

北区議会に登壇‼︎その1〜障害児が保育園に非常に入りにくい問題

 

❷特別支援教室の課題:
都教委「特別支援教室の運営ガイドライン」支援期間が原則1年と明記された問題に切り込む‼️
9月16日投稿

北区議会に登壇‼︎特別支援児にインクルーシブな教育環境を!特別支援教室の支援が原則一年に変更問題

 

2 ICT化・DX推進:本日投稿

❶全国半数以上の自治体が導入済!行政事務効率化を図り職員の負担を軽減 
行政版チャットシステム「Logoチャット」の導入を!

◆区の答弁:残念⤵️
直近で導入予定はないが、他自治体の例も参考にして課題を整理する。

 

❷職員をはじめ区民サービスの一端を担う委託先、指定管理者も含めた意識向上とデジタル人材の育成を!

◆区の答弁:継続➡︎
来年度以降も継続して取り組むことで、職員の更なる意識改革、意識醸成、ICTリテラシーの向上に務める。

 

❸根強く残るイベントの往復葉書のみの受付は止めて!

◆区の答弁:実現🌸
往復はがきのみの申請受付を見直し、WEBによる申請受付方法を活用し、区民の皆さまの利便性向上に努める。

 

❸ふれあい館のシステム化を

◆区の答弁:前進🎉

ふれあい館の運営状況や利用状況、現行の予約システム機器の更改時期なども考慮し、新たな予約システムの構築を検討する。

 

❹区有施設へのWi-Fi導入を
◆区の答弁:前進🎉

会議室等での利用が多く見込まれる赤羽会館や滝野川会館におけるWi-Fi環境の整備について、検討する。

 

・・・以下原稿・・・

次に大きく2点目、北区におけるICT化・DX推進について3点伺います。

 

コロナ禍で、感染対策をはじめ区民の命と健康を守る業務等、職員の皆様の業務負担がますます大きくなっています。

 

その上、職員数は削減傾向であり残業時間が増える中、ICT化やDXによる業務効率化は必要不可欠であり、区民の利便性の向上だけでなく、職員が本来すべき業務に力を傾けることができます。

 

一つ目として北区においても、現在策定中のDX推進方針策定と並行して取り組んでいただきたい事業を提案します。

それは、行政事務効率化を図り、職員の負担を軽減するためのLoGoチャットの導入です。

 

昨今、自治体の業務環境であるLGWAN環境だけでなく、インターネットからも安全にアクセスできるクラウド型ビジネスチャットであるLoGoチャットが開発されています。

 

チャットワークやスラックに代表されるチャット機能のあるシステムは民間企業等では当たり前に活用され、タスク管理やコミュニケーションツールとして活用されていますが、

LoGoチャットはサービス開始から3年未満で全国の自治体の半数以上に導入され、コロナ禍で加速する行政のDX推進に欠かせないツールに成長しています。

他の部署や出先機関の職員への問い合わせ、 出張や外出中の上司に急いで確認をしたい、夜間・休日の災害発生時に職員の安否確認や業務の指示を素早く出す際など、コロナ禍・自然災害等におけるスピード感を持った連絡調整が可能となります。

 

また、部署やプロジェクトごとに設けたトークルームにおいて業務改善が可能となります。

 

北区においてもまずは無料トライアルからでも、導入をご検討いただきたいのですが、いかがでしょうか。

 

次に2点目、職員の意識向上とデジタル人材の育成についてです。

 

北区においては先進的なDX推進を図る一方で、視点を区民の現場に移すと、まだまだアナログで不便な行政手続き等が散見されます。

 

ICT化やDXを進めるための基盤となるのが職員の皆様自身です。

 

DXよりもっと手前の近代化・ICT化がなされておらず、非常に非効率的で不便である事象が多々あり、これらを改善していくには、

職員の皆さんをはじめ、区民サービスの一端を担う委託先、指定管理者も一体となって、当事者意識と改革意識を持っていただくことが重要と考えます。

 

区としてこのような状況をどう捉え、どのように解決していくお考えでしょうか?

 

大きく3つ目、区民の利便性を向上させるための諸課題について3つに絞って伺います。

 

私はこれまで、窓口払いのキャッシュレス化、スポーツ施設等の予約のために行列している現地抽選会のシステム化、申請書類の電子化やオンライン申請、道路や街路樹の不具合通報システムなど様々、ご要望して参りました。

 

しかし、いまだに改善されていない事項について、実施可能なものがあると考え、改めてお伺いさせていただきます。

 

まずはイベント等における往復葉書のみの申請受付です。

 

北区ニュース等で周知されている企画において、往復葉書のみの申し込みが根強く残っており、区民の方々から数年にわたり苦情をいただいております。

 

ネット環境に慣れている現役世代を対象としたイベントでも、なぜ往復葉書のみの申し込みとするのでしょうか?

往復葉書は現在コンビニではほとんど販売されておらず、郵便局の営業時間内に買いに行かねばならない手間暇など日中勤務している方々にとって大きな負担であり、メールや申し込みフォーム等も可能とする改善を求めます。

 

次に、区内外の方がどなたでも借りることができる「ふれあい館」の貸し出しについてです。

 

ふれあい館は、区内に21館あり、地域でのコミュニティ活動や高齢者の方々の娯楽・教養の向上を目的に設けられた施設です。

 

ホール、和室などを備えており、会館や文化センターと同様、貸館業務も行われています。

設置趣旨に多少の違いがあるものの、区民から見れば、会館と同様に貸館業務を行う公共施設です。

 

しかし、ウェブで空き状況の閲覧や予約もできず、電話で問い合わせるか現地に伺うしかありません。

 

会合等を企画するに当たり、ホームページで空き状況を確認できない施設は選択肢に入る可能性すら低くなり、収益事業としても区民サービスとしても残念でなりません。

 

現に「北区経営改革プラン2020」には、利用度や稼働率が低く老朽化しているふれあい館については統廃合を検討との記載があります。

 

利用度や稼働率が低い大きな原因の一つが、まさに区民にとって利便性が低いことなのではないでしょうか。

 

システムが導入できない理由として、一部の施設の運営主体が自治会等であり、システム化への対応が困難な状況もあるようですが、区直営の施設もございます。

 

ふれあい館は設置趣旨から近所の方が利用する想定ではあるものの、実際には区内外に開かれています。

 

空き室の有効活用のためにも他の区有施設と足並みを揃え、まずは、区直営の施設からでもシステム化をご要望します。

 

最後に、区有施設におけるWi-Fi環境の整備についてです。

赤羽会館、滝野川会館及び文化センターにおいては特に、イベントや講座が頻繁に開催されます。イベント等の開催においてインターネット環境の整備は運営を成功させる大切な要素の一つです。

 

しかし、一部Wi-Fiが使用できる施設があるものの、そのほとんどにおいて未だに整備されておりません。区民の皆様からお声を多々いただいており、区民の利便性の向上のためにWi-Fi環境の整備を要望いたします。

 

以上で質問を終わります。ご清聴ありがとうございました。

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最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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