北区議会に登壇!北区 中学校 脱・ブラック校則にむけ大前進‼︎その2

令和4年第4回北区議会に登壇し、3つのテーマについて、区民の方々の声を背負い、少しでも前進するようにと全力で訴えました。

 

本日は、テーマ2・ブラック校則をなくすために再度訴えた内容を掲載します。


生徒や保護者からご相談を複数いただき、
この問題をなんとかしたい‼︎
という想いで、校則の情報公開請求をして臨んだ令和3年11月議会。

 

その際、重点的に訴えたブラック校則の改善について、全国的にも大きな変化がありました。

 

4月から東京都立高校等でブラック校則と指摘されてきた下着の色や髪型などの5項目が全廃され、更に校則の公開が始まったこと。

更には、8月に文科省から示されたされた「生徒指導提要」の改訂案では

校則の運用、見直しにおける生徒の参画についても明記されています。

 

昨年11月議会の一般質問で改善を訴えた際、区からの答弁は大変残念な内容でした😢
https://komazakimiki.jp/6978/

 

しかし諦めることなく、その後も進捗を度々確認していました。

 

そして今回、大きく前進し、大変感激しています…‼️😭

 

私は北区立中学校に通う生徒も、自らの意志を尊重され、また、先生方には人権を大切にした指導を行っていただくことを心から願っています。

 

原稿は、どなたにでも分かりやすく記載しましたので、ぜひご覧ください‼️

 

・・今回のテーマ・・・

❶交通事故のないまちを目指して
11月27日掲載

北区議会に登壇‼︎ 交通事故のない街・魔の7歳問題、ブラック校則改善が大前進 その1

 

❷区立中学校のブラック校則ゼロへ:
本日掲載

◆要望4点◆

①弁護士等の専門家を交えて校則等の決まりのチェックを 実現🎉
➡︎各校長へ子どもの権利条約を踏まえた見直しを依頼

 

②生徒や保護者との話し合いを設け、見直しを行い相互理解や合意を得ること 実現🎉
➡︎生徒会で話し合いや保護者アンケート実施校の報告が!

 

③教員が独自に類推し禁止するような生徒手帳やプリントに記載なきルールの撤廃を 大前進🎉
➡︎学校間で独自の決まりについて情報交換を実施

 

④校則のホームページでの公開 大前進🎉
➡︎生徒指導提要を参考に進める
(昨年の答弁では、公開はしないとの内容が大きく前進‼️)

 

【区からの答弁】 大前進🎉
ご要望いただいた内容については、生徒指導提要を参考に、各学校が点検・見直しを確実に進めていくよう、引き続き教育委員会からさらなる指導・助言を行う

 

 

❸予防接種における再接種費用助成の対象拡大 :次回掲載

 

 

・・・原稿全文・・・

次に大きく2点目、一般社会から見れば明らかにおかしい理不尽な校則や生徒心得、いわゆるブラック校則やきまりについて伺います。

 

保護者や生徒からご相談を複数いただいたことがきっかけとなり、私は昨年、区立中学校全12校の校則や決まりについて情報公開請求やヒアリングを実施しました。

 

そして、個人の下着の色、ヘアゴムやピン、靴下の丈、色柄まで定めた校則、休み時間の異学年のフロアへ移動や他のクラスへ入ることの禁止、使用して良いトイレの指示、ツーブロック・ポニーテールといった髪型を禁止するなど、

 

中には教育的な理由が乏しいばかりか、必要以上に生徒の行動を規制し、自由を奪う校則や決まりの存在を確認しました。

 

これらの大きな問題点の一つは、教員が一方的に定めたものであり「子どもは管理すべきものであり、意見を聞くものではなく聞かせるもの」という考え方が如実に現れていることです。

 

尊重すべきは、子どもたちの人権、意見表明権であり自己決定権であると考えます。

 

現状を改善するため、保護者・生徒、校則改善に取り組むNPOからもヒアリングを行い、令和3年11月議会において区立中学校の校則等の決まりにおける課題改善に向け大きく4点を訴えました。

 

1点目は、弁護士等の専門家を交えて校則等の決まりのチェックを行うこと。

2点目として、生徒や保護者との話し合いを設け、見直しを行い相互理解や合意を得ること。

3点目、教員が独自に類推し禁止するような生徒手帳やプリントに記載なきルールを撤廃すること。

 

最後に4点目として、校則のホームページでの公開です。
全国的にも校則改善にむけた取り組みが広がる中、令和4年3月に東京都教育委員会から、都立高等学校等における校則等に関して、教職員や生徒、保護者が話し合うなどの過程を経て自己点検に取り組む通達を出しました。
そして、令和4年度から東京都立高校を中心に「ブラック校則」として問題視されていた下着の色、「ツーブロック」禁止、「高校生らしい」という曖昧で誤解を招く表現による指導などの5項目が全廃されたと認識しています。

 

更には、校則の公開も始まり、地域に開かれた学校作り、そして子どもたちの人権を大切にする取り組みを大変評価しています。

そして今年8月、文科省により、児童生徒の生活面の注意点や問題行動への対応を示した教員向けの手引書「生徒指導提要」の改訂案が示されました。

 

今回の改訂では校則の運用、見直しにおける生徒の参画についても明記され、現在、文科省において、公開に向けた最終的な事務手続きが行われていることを確認しています。

 

このように、国や東京都において急速に校則改善の流れが進行しているなかで、北区として、昨年11月の私の一般質問後、各学校に対しどんな働きかけを行い、どのような改善が見られたのでしょうか?

 

また、改めて、ここ北区においても、私が要望してきた4点について早急な推進を図っていただけるよう、区が学校に対し、更なる働きかけを行っていただきたいのですがいかがでしょうか?

世界的に批准されている「子どもの権利条約」の理念においても、軽視されがちだった子ども自身の意見を社会的に大切にしていこうという趣旨が、

 

そして、来年4月に公布予定の「こども基本法」においても、子どもの意見表明権が尊重され、子どもの意見を聴き対話をし、自己決定していく社会にしようという趣旨が込められています。

私は、北区立中学校に通う生徒も同様に、自らの意志を尊重され、また、先生方には人権を大切にした指導を行っていただきたいと心から願っています。

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