令和4年第4回北区議会に登壇し、3つのテーマについて訴えました。
区民の方々の声を背負い、少しでも前進するようにと全力で訴えました。
本日は、予防接種における再接種費用助成の年齢制限撤廃について掲載します。
現在北区では、骨髄移植などにより定期予防接種で得られた免疫が消失し、再接種が必要であると医師に判断された「未成年」について、再接種の費用の一部を助成しています。
しかし、未成年でなくとも経済的負担が重くのしかかり大変なご苦労をされており、ご相談をいただいたことが質問のきっかけとなりました。
こちらは区民からの陳情も提出され、全会一致で採択となりました。
苦しい境遇の方々をはじめ、区民お一人おひとりに寄り添うことをこれからも大切にしていきたいと思います。
どなたにでも分かりやすく記載しましたので、ぜひご覧ください!!
・・今回のテーマ・・・
❶交通事故のないまちを目指して
11月27日掲載
❷区立中学校のブラック校則ゼロへ
11月29日掲載
❸骨髄移植医療等を受けられた方の予防接種の再接種費用助成の年齢制限撤廃を
本日掲載
◆区からの答弁
骨髄移植医療を受けられた方の現状やワクチンの特性、効果等を考慮しながら制度の見直しについて検討する。
・・・以下原稿・・・
最後に大きく3つ目、予防接種における再接種費用助成の対象拡大について質問します。
現在北区では、抗がん剤治療による化学療法を含む骨髄移植などにより、定期予防接種で得られた免疫が消失し、再接種が必要であると医師に判断された「未成年」について、再接種の費用の一部を助成しています。
予防接種を自費で再接種する場合、必要な予防接種は10種類以上、20万から30万円ほどの費用がかかり大きな負担となります。
平成31年3月、区民からの陳情書が採択された経緯もあり助成を実施していただいたと認識しています。子どもたちが健康に生活するために必要な助成であると感謝いたします。
しかし、助成が必要なのは未成年だけではありません。
長期の入院で会社を解雇された方、経済的な理由で学校を退学せざるを得ない方がいること、また移植後の副作用で思うように社会復帰が進まず、経済的に苦しんでいる方が多くいらっしゃいます。
平成30年7月の厚生科学審議会の調査によると、再接種の費用助成を行っている自治体は全国89自治体であり、そのうち20自治体に年齢制限がありません。
なお、東京23区では江戸川区・練馬区で年齢制限を設けておらず、更には今年9月に文京区において、年齢制限を撤廃する趣旨の請願が採択され、区から制度改正を行う旨の報告がありました。
すでに実施自治体があるように、闘病され厳しい状況にある方々に寄り添う制度となるよう、そして、再接種者の経済的負担軽減及び感染症の発症・重症化予防のため、経済的支援の対象拡充をお願いいたします。
以上で質問を終わります。
ご清聴ありがとうございました。
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最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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