7月9日・10日の2日間、都議会総務委員会のメンバーにて、群馬・長野方面へ視察に行って参りました。
今回は、群馬県で視察した「デジタル・クリエイティブ産業」創出に向けた取り組みについてご報告します‼️
🔲群馬県が目指す「デジタル・クリエイティブ産業」
群馬県は製造業・農業・観光業など多様な産業を持つ一方、デジタル化・AI時代への突入による産業構造の大きな転換期、そして人口減少という課題にも直面しています。
こうした状況を踏まえ、群馬県が打ち出しているのが「デジタル産業」と「クリエイティブ産業」を融合させたデジタル・クリエイティブ産業の創出です。
「人を魅了しワクワクする付加価値」を創造する新たな産業を育て、そこで培った技術や人材を製造業・農業・観光業など既存産業の成長にもつなげていくという、産業全体を見据えた戦略になっています。

🔲デジタルクリエイティブ人材とは
群馬県が育成を目指すのは、「デジタルスキル×クリエイティブマインド」を併せ持つ人材です。
デジタル分野の知識・技術を持ちながら、自ら創造し考える力で新たな価値を生み出せる人材を指します。
こうして育成された人材は
⚪︎アニメ・ゲーム・映像などのコンテンツ産業・エンタメ産業
⚪︎製造業・農業・観光業など既存産業でのデジタル活用
という2方向での活躍が期待されています。

🔲世界へとつながる「TUMO Gunma」の現地視察
Gメッセ群馬4階には、tsukurunと併設する形でTUMO Gunma(ツーモ群馬)が2025年に開設されています。
ーーTUMOとは?ーー
アルメニア発祥の中高生向け無料デジタル教育プログラムです。
パリやベルリン、スイスなど世界10都市に拠点を展開しており
高崎(TUMO Gunma)は世界11カ所目、アジアではなんと‼️初の拠点となります✨
TUMOのプログラムについては、群馬版を開発したのではなく、そのままの内容を展開していることが私の質疑で確認できました。

3Dモデリング、ゲーム開発、グラフィックデザインなど8分野のプログラムを、1,500㎡のフロア・160台のパソコンを備えた環境で無料で学ぶことができます。
また、TUMO Gunmaへの無料送迎バスやオンラインでの学びも用意されています。
群馬県内であれば親の収入に関係なく最先端のデジタル技術を学べる環境を整えるという、教育の機会均等という観点からも意義深い取り組みだと感じました。

🔲現地拠点:tsukurun(ツクルン)
中核拠点である、前橋駅前にあるtsukurun(GUNMA CREATIVE FACTORY)。
⚪︎小中高生を対象に無料で利用できる、全国初の人材育成施設
⚪︎年間利用者数は5,780人
⚪︎キーワードは「習うより慣れよう、学ぶより遊ぼう」

⚪︎3DCG(アニメーション・ゲームキャラ)、2DCG(イラスト)、ゲームプログラミング、VR、VFX、eスポーツなど、幅広い技術をマンツーマンで体験できる
⚪︎第一線で活躍するクリエイターによる講演も多数実施
先生が一方的に教える学校型の学びではなく、部活動のように教え合いながら「遊んでいたらいつの間にかできるようになっていた」という体験を重視しているとのことでした。

🔲所感
「つくる力をあらゆる産業の力に」という群馬県のビジョンは、コンテンツ産業単体の振興にとどまらず、製造業・農業・観光業といった既存産業の底上げにもつなげようとする視点が明確で、非常に参考になりました。
また、tsukurun・TUMO Gunmaともに小中高生を対象に「完全無料」で提供されています。
これはデジタル人材育成における機会格差の是正という観点からも重要な取り組みだと思います。

今回学んだ知見を、東京・北区の政策提言に活かしてまいります。
今後アップする他の先進自治体の視察報告も、ぜひご覧ください!

--------------------------------------------------------------------------------------------
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
にほんブログ村に参加中です。もしよろしければクリックして応援お願いします。
にほんブログ村