夏休みも終わり、いよいよ来週から学校がスタートしました。
この度、区立幼稚園や学校でのコロナ対策について説明したガイドラインが改定されました。
文部科学省と東京都から示されたガイドラインを参考に、北区立小・中学校、幼稚園、認定こども園の指針として、6月1日に策定されてから、8月20日時点の内容での改訂となります。
「どこが変更になったのかよく分からない」
という方もいらっしゃると思うので
気になる変更点を3つ挙げます。
一つ目は、休校についてです。(P9・10)
これまで学校で感染者が出た場合には、2週間の全学年休校と認識していますが、今回からは、濃厚接触者等の状況に応じて期間を判断することになりました。
二つ目は、マスクの着用についてです。(P2・P4)
体育だけでなく、登下校時など、気温や暑さ指数が高い日には、熱中症などの健康被害を避けるため、マスクを外す指導をするよう明記されました。
また、子ども本人が暑さで苦しいと感じた時などには、マスクを外したり、一時的に片耳だけかけて呼吸したりするなど、自身の判断でも適切に対応できるよう指導という文言も新たに追加されました。
マスクについては、私の方からも6月頭に、気温・湿度により熱中症のリスクが高いことから、体育だけでなく、登下校時等にも外して良いよう教育委員会に要望しており
文科省のマニュアルそして、北区のガイドラインにも記載なされて安心しました。
三つ目は、給食中の会話についてです。 (P3)
「席は向かい合わせにせず、前向きで、なるべく会話は控えて食事」
の記載から
「席は向かい合わせにせず、前向きで、大声での会話を控えて食事」
の旨に変更となりました。
(文科省のマニュアルに準じる)
これまでの学校での現状としては、給食中は席を離して前を向き、おしゃべり禁止の運用が多いと保護者の方々からお聞きしており
子どもが「給食がつまらない」と言っているとの声が上がっていました。
文科省のマニュアルによると、緊急事態宣言解除以降の感染拡大の傾向として
感染リスクが高かった環境は、宣言解除前と同様に、「3密」と「大声」でした。
様々な状況証拠から「3密」と「大声」の環境においては
「飛沫感染」や「接触感染」に加えて、「マイクロ飛沫感染」が起こりやすいと考えられるとのことから
「大声」という表現に変更となったのだと推察されます。
日が経過して、新しいエビデンスも出てくることから、そうした制限も少しずつ緩和されていくと期待しています。
withコロナの生活。
コロナとうまく付き合いながら、特に子どもたちには、なるべくストレスを溜めない生活を送って欲しいと思います。
◆参考
①東京都北区ホームページ
https://www.city.kita.tokyo.jp/k-seisaku/coronaguideline.html
②文科省 「学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアル
https://www.mext.go.jp/content/20200806-mxt_kouhou01-000004520_3.pdf
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