先日、悲しい転落事故の報道に触れ、胸が締めつけられる思いでした。
心よりお悔やみ申し上げます。
子どもの事故は、ほんの一瞬の間に起こります。
そして、どのご家庭でも起こりうることです。
東京消防庁管内では、令和2年から令和6年までの5年間に、5歳以下の子ども63人が、住宅の窓やベランダから転落して救急搬送されています。
その多くは、特別な状況ではなく、換気や洗濯物干しといった日常の中で起きています。
保護者がすぐそばにいても、防ぎきれないことがあるのです。
だからこそ、見守りだけに頼らず、住まいの側で事故を防ぐ備えが大切です。
東京都の支援制度と、ご家庭でできる対策をご紹介します。
⬛️「子供を守る」住宅確保促進事業
子育て世帯が、子どもの安全を守るための住宅改修を行う際に、東京都が費用を補助する制度です。
✅ 改修費用(税抜)の3分の2を補助
✅ 今年4月から戸建住宅も対象に(これまでは集合住宅のみ)
✅ 賃貸・持ち家どちらでも申請可能
⬛️対象
✅ 都内の集合住宅・戸建住宅に住んでいる方、またはこれから住む予定の方
✅ 小学生以下のお子さんと同居している世帯
※都営住宅・公社住宅・UR賃貸などの公的住宅は対象外
⬛️補助の対象となる工事の例
✅ ベランダ・窓・階段の転落防止手すり
✅ バルコニーに面する窓の補助錠・開口制限ストッパー
✅ 子どもの手が届かない位置へのクレセント錠の設置
✅ エアコン室外機まわりへの柵(高さ1,100mm以上)の設置
✅ チャイルドフェンス、ドアの指挟み防止対策
✅ やけど防止水栓、感電防止コンセント
✅ 防犯性の高い玄関ドア、カメラ付きインターホン、防犯フィルム

⬛️注意点
✅ 工事の契約や資材の購入前に交付決定を受ける必要があり
✅ 申請前に、都のお問合せフォームからの事前相談が必須
✅ 1世帯1回まで
✅ 受付は令和9年2月26日(金)まで
(予算に達し次第終了・先着順)
現在は問合せが多く、相談への返信に2〜3週間ほどかかっているそうです。
検討中の方は、早めのご相談をお願いします。
🟩詳しくは東京都ホームページ
https://www.juutakuseisaku.metro.tokyo.lg.jp/kosodate/child-protect-jigyo

⬛️今日からご家庭でできること
工事をしなくても、すぐにできる対策があります。
✅ ベランダの柵の近くに、プランター・椅子・台など足がかりになるものを置かない
✅ エアコン室外機は、柵から60cm以上離す
✅ ベランダの出入口に、子どもの手が届かない位置に補助錠をつけ、しっかり施錠する
✅ ベランダのある部屋に、短い時間でも子どもを一人にしない
✅ 子どもだけでベランダに出さない、遊ばせない
✅ 日頃から、転落の危険について子どもに伝える
⬛️都として更にできることは?
本制度を必要なご家庭に確実に届けるため、そして事故そのものを減らすためには、まだ取り組むべきことがあると考えています。
制度の周知や住まいの安全確保など、都としてさらにできる対策について意見交換を重ねています。
これからしっかりと提案し、検討を求めてまいります。
子どもの命を守ることは、社会全体の責任です。
住まいの安全対策、ご家庭や地域での見守り、そして行政の後押し。
そのすべてを重ねて、子どもの転落事故ゼロを目指し、全力で取り組んでまいります。
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最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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