今回の令和2年第1回定例会、今北区議会では大きく3点を訴えました。
❶小学校の長期休業時における学童クラブの宅配弁当導入について
2月26日投稿
❷コロナ禍での飲食店支援について
2月28日投稿
❸新型コロナウイルスに感染した自宅療養者の医療的フォローアップについて
(本日投稿)
厚生労働省によると、自宅療養者の数は、今年1月20日には3万5394人と急増し、その後は減少していますが、予断を許さない状況です。
北区ホームページによると、1月29日時点の自宅療養者は108名、2月3日時点で67名と減少傾向にありますが、今後、再び増加しないとは言い切れません。
また、非常に残念なことですが、自宅療養中にお亡くなりになられた方が相次ぐニュースがあり、医療的フォローアップが重要と考えます。
北区の自宅療養者に対して行われている電話確認とライン相談だけでなく
墨田区や千葉県などで行われている往診や訪問看護により、重症化を未然に防ぐよう訴えました。
◆北区答弁(回答)概要
訪問看護関係者等とも連携し、自宅療養支援体制の充実に取り組んでいく
・・・原稿全文・・・
最後に大きく3点目、新型コロナウイルスに感染した自宅療養者への支援について伺います。
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、自宅療養者への支援が、喫緊の課題となっています。
厚生労働省によると、自宅療養者の数は、昨年10月28日時点で全国で784人でしたが、今年1月20日には3万5394人と急増しています。その後は減少していますが、予断を許さない状況です。
更には、非常に残念なことですが、先日も名古屋市における報道があったように、自宅療養中にお亡くなりになる方が相次いでしまいました。
北区ホームページによると、1月29日時点の自宅療養者は108名、2月3日時点で67名と減少傾向にありますが、今後、再び増加しないとは言い切れず、自宅療養者をどうケアしていくかが課題です。
ここで、自宅療養者への支援についてですが
65歳未満の軽症、無症状等の方については、東京都のフォローアップセンターによる電話確認もしくは専用LINEアカウントからのチャットボットにより、日々の健康観察が実施されています。
また、65歳以上の方や症状がある方については、宿泊療養施設や入院による療養としていますが
入院待機の方や、やむを得ない事情で自宅療養を選択している方等の健康状態は、患者自身が、かかりつけ医に電話することで日々の健康観察を行っています。
しかし、本人の自覚症状がないうちに、重症化してしまうこともあることから健康観察については、十分な対策が必要です。
パルスオキシメーターの貸与も始まっていますが、電話やラインでの健康確認だけでなく、医師の往診や訪問看護が実施されれば、更に救える命を救うことができるのではないかと考えます。
例えば墨田区においては、医師によるオンライン診療や、リスクの高い高齢者や基礎疾患のある方、健康観察で容態が変化している方を中心に看護師が実際に伺って問診を行うことで、重症化の早期発見が可能となっています。
北区でも医師会や訪問看護ステーション等と連携し、高齢者や基礎疾患がある方など重症化が懸念される方や希望者に対し
医師による往診やオンライン診療、看護師による訪問看護を実施し、健康観察を行うことを要望いたしますがいかがでしょうか?
区内の訪問看護事業者からも、「何かできることはないか」とのお声を寄せていただいており、区の見解を伺います。
これで質問を終わります。
ご清聴ありがとうございました。
--------------------------------------------------------------------------------------------
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
にほんブログ村に参加中です。もしよろしければクリックして応援お願いします。
にほんブログ村