今回の北区議会一般質問のテーマも
現場からのお声をもとにしたもので、前から、役所のご担当に相談を重ねてきました。
赤羽の商店街の方々、地域の仲間たちが応援に来てくださり、これらの問題をしっかりと解決しなくてはならない、少しでも前進させたいという想いで臨みました。
◆3つのテーマ
①赤羽一番街等での客引き迷惑行為問題 青パト警備員の巡回指導、実現間近‼︎
②小・中学生の重すぎるランドセル・鞄問題〜リュック登校可能と全学校長に周知へ
③保育園保護者による手作り製作物、カバーなどの掛け替え作業負担軽減
今回はテーマ③について報告します。
特に区の直営保育園では、いまだに、ミシンがないご家庭、ひとり親など様々な環境にあるご家庭に対し
一律、布団カバー、連絡帳カバーなどの手作りを強要しており、保護者の大きな負担となっています。
カバー類は、市販にない縦長、スナップ付などの特殊仕様で保護者は作成に大変苦労しており
0歳の子の世話をしながら徹夜で作ったという声もいただきました。
手作りできずに業者に依頼する場合には、布代含めて1万円以上にもなることもあります。
特に、毎年春が近づくと、手作りができない、コットの導入はまだかと、保護者からのご相談が増えます。
そこで、令和元年の北区議会にて、お昼寝用メッシュベッド、コットの導入を要望しました。(https://komazakimiki.jp/6150/)
コットは衛生的にも機能的にも優れており、布団と比較して乾燥などのランニングコストもなく経済的であり、特に私立保育園において導入が進んでいます。
上尾市では市の政策として全公立保育園で導入されています。
手作りでカバー類を作る必要もなく、更には、週に一度のカバー掛け替えも、コットの4つ足に敷パッドのゴムを引っ掛けるだけなので
布団カバーと比較し、断然手間が省けます。
しかし、北区の直営保育園ではまだ一園も導入されていませんので、進捗を伺いました。
これに対し、北区からの回答は、今後も引き続き、適切な収納スペースが確保できるか、有事の際の避難に支障がないか等の課題を十分に検証し、導入を検討する、とのこと。
もし導入が難しいのならば、
別な角度からの要望として以下3点を訴えました。
回答概要も併せて記載します。
①現在使用している特殊サイズのお布団を市販マットレスへ変更
→市販の敷きパッドで対応可能のため、手作りカバー不要。
掛け替え作業も各段楽に!
北区からの回答
布団を買い替える際には、市販サイズのカバーで対応できるマットレスへの買い替えを検討する
②連絡帳カバーや特大サイズの巾着の手作りの見直し
連絡帳はカバーを作らなくとも見分ける工夫ができる方法がある。
特大巾着は市販のトートバックなどで代用可能。
北区からの回答
園長会とも意見交換をしながら、保護者が用意する持ち物の見直しを検討する
③連絡帳について、連絡アプリの導入
導入経費の負担やシステムを導入するための環境整備などの課題もあり、引き続き、調査・研究する
北区としては、保護者の負担には理解を示していただいたので、来春、できるところからの改善を期待しています。
これらの多くは、私たちの親世代が子育てしていた時代よりもずっと前から、見直しがなされていません。
最も手がかかる乳幼児期の子育てと仕事の両立支援の一環として、また、多様なご家庭への配慮として、改善していただきたいと思います。
以下原稿全文となります。
誰にでも分かりやすく、作成しましたのでぜひ、ご覧ください。
最後に大きく3点目、保育園における午睡用ベッド「コット」の導入及び保護者による手作り製作物の見直しについて伺います。
特に、北区の直営保育園において、未だに、布団カバー、連絡帳カバーなどを保護者が手作りしなくてはならず、大変な負担となっています。
カバー類は、市販にない縦長、スナップ付などの特殊仕様で保護者は作成に大変苦労しており、0歳の子の世話をしながら徹夜で作ったという声もいただきました。手作りできずに業者に依頼する場合には、布代含めて1万円以上にもなることもあります。
現状、北区は、ミシンのないご家庭、ひとり親など様々な状況のご家庭に対し、一律、これらの用意を強要しています。
また、週に一度のシーツカバー交換の作業も時間がかかり手間であるため、月曜の朝に時間がとれない方は、お休みの土曜にわざわざ保育園を訪れて掛け替え作業を行なっています。
そこで、私は、令和元年第2回定例会において、午睡用メッシュベッド「コット」の導入を要望しました。
コットは衛生的にも機能的にも優れており、布団と比較して乾燥などのランニングコストもなく経済的であり、特に私立保育園において導入が進んでいます。
上尾市では市の政策として全公立保育園で導入されています。
手作りでカバー類を作る必要もなく、更には、週に一度のカバー掛け替えも、コットの4つ足に敷パッドのゴムを引っ掛けるだけなので、布団カバーと比較し、断然手間が省けます。
しかし、北区の直営保育園ではまだ一園も導入されていません。
これは午睡の際のコットを置くスペースの問題とお聞きしていますが、検討の進捗について教えてください。
もし、収納場所等の問題で導入が進まないというのであれば、コットが導入されない間の対応策として、別な角度から要望させていただきます。
保育園の敷布団買い替えのタイミングで構いません。
全ての認可保育園において、現状の市販にないサイズのお布団ではなく、市販品のマットレスに変更していただくことを、強く要望します。
現在のような、やたら縦長の一般的ではない布団ではなく、乳幼児ともに使用できる定型サイズのマットレスを用意してくれさえすれば、当然に、その布団カバーも市販のもので対応できます。
布団カバーとして、市販の4隅がゴムとなっている敷きパットで対応可能であり、交換作業も格段、楽にできます。
実際に、そのようなマットレスを採用し、保護者の負担軽減に努めている公立保育園もあります。
毎年、春が近づくと特に、多くの保護者の方々から、手作りができない、洗濯や交換がしんどい、コットの導入はまだかとお問い合わせをいただきます。
コットの導入、それが難しいならば、特殊サイズの布団を市販サイズのマットレスに変え、それに伴いカバー類も市販対応とすることで、手作りの強制を廃止してください。
更に手作り製作物に関連して、要望します。
その他、連絡帳については、敢えて布製カバーを作成しなければならないことの改善を求めます。こちらは、ノートへの直接の記名対応や連絡アプリの導入を要望します。
また、必要な物が入れば良いはずが、わざわざ、特殊サイズの巾着を作成しなくてはならないなど、合理性に欠ける全ての手作り製作物について、見直しを行っていただきたいと思います。
これらの多くは、私たちの親世代が子育てしていた時代よりもずっと前から、見直しがなされていません。
最も手がかかる乳幼児期の子育てと仕事の両立支援の一環として、また、多様なご家庭への配慮として、区として改善をお願いします。
以上で質問を終わります。ご清聴ありがとうございました。
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最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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