不登校や登校を渋るお子さんへの支援について、当事者団体の皆様からの声や有識者の方々からのアドバイスをもとに
令和3年9月の北区議会で大きく5点を訴えました。
そのうち3点が前進し、早速1点が実現しましたのでご報告します‼️
それは、これまでどこにも公にされていなかった、隠れ不登校支援制度「家庭と子供の支援員」の周知であり、10月14日からホームページに掲載していただいています。
不登校初期の段階の問題として、学校に行きにくくなったり、学校を休む日が増えたりということが起こります。
このようなお子さんの登校をサポートすることは、欠席の継続を未然に防ぐ可能性があるだけでなく
保護者が毎朝会社を遅刻して子どもに付き添うこと等の精神的負担軽減にもつながります。
北区では東京都の事業を活用し平成23年度から「家庭と子供の支援員」制度が設けられています。
これは登校をしぶるお子さんに対して、家まで支援員がお迎えに行き、学校までの登校をサポートをする事業です。
そのほか、登校後の別室での寄り添いや家庭訪問によるお子さん・保護者への助言・相談なども行っており
現在、小学校では35校中33校が、中学校では全12校において導入されています。
しかし、このような制度があるにもかかわらず、ホームページにもチラシにも一切記載がなく、多くの当事者さえも知らない状況でした。
北区が広く区民に周知しない理由としては、学校が主体となり支援策の一つとして実施しているためとのことです。
学校側の考えだけでなく、当事者自身が選択できるよう、ホームページ等で積極的に発信し、周知活動を行うことを要望し、今回叶いました✨
小さな一歩かもしれませんが、これまでどこにも記載がなかった支援が公になり、当事者から申し出ることができるようになったことは大きな成果だと思います。
当事者のママさんたちからは
「これを知っていたら使いたかったのに!」
とのお声を多々いただいていました。
必要な方に届きますように。
・・・概要・・・
◆支援内容
・登校時の家庭訪問による児童・生徒及びその保護者への相談・助言
・登校後の児童・生徒に対する個別指導及びその保護者への相談・助言
・児童・生徒の問題行動の改善や未然防止に向けた直接的な取組及び家庭(子育て等)に関する不安を抱える保護者に対する相談等
◆支援内容の決定
課題解決に向け、学校と保護者間で課題の確認と解決方法について共有・検討を行います。
その後、校内会議において、方策についての検討し支援内容を決定します。
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🌸北区ホームページはこちら👇
http://www.city.kita.tokyo.jp/k-shien/kosodate/kyoiku/shienkyoiku/galtukoutoka.html
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