北区議会で訴え スーパーシティ構想、北区立学校のICT化(連絡帳.プリント.集金袋)〜その2

今回の一般質問のテーマは、2点。
昨日に引き続き、質問内容について投稿します。

 

①スーパーシティ構想について
https://komazakimiki.jp/5068/

 

②北区立小・中学校のICT化について
*連絡帳・プリントのデジタル化
→今回掲載
*現金の集金袋廃止、PTA本部のWi-Fi環境整備→次回掲載

です。

 

今回は区立小・中学校でのICT化について掲載します。

 

・・以下原稿・・・

包括的な課題解決に向け、将来は、北区でも最先端・最新の技術を取り入れながら事業を展開されることを期待しますが、まずは目の前の現場で必要とされているICT化の課題を着実に解決していくことが必要と考えます。

 

大きく2点目の質問として、多くの保護者の方々からお声を寄せられている北区の学校現場でのICT化について、4点質問します。

 

国のGIGAスクール構想の一環として、北区立小・中学校において、来年度当初には、児童生徒にタブレット端末が一人一台、配布される予定です。

 

ここでGIGAスクール構想とは、2019年12月に文部科学省から発表され、小・中学校の児童生徒1人に1台の端末配布と、全ての学校に高速大容量の通信ネットワークを整備し、多様な子どもたちに個別最適化された創造性を育む教育を実現するものです。

 

例えば、千代田区立麹町中学校では、AI教材を導入しています。

 

生徒が問題を間違えると、その原因をAIが分析・推定し、生徒個人の習熟度に沿って教材を提供することができます。

 

つまずきの原因が中学1年生の授業範囲にあるとAI教材が判断すれば、遡って教えることまで可能となっています。

 

さらには、コロナ禍で、2020年4月に閣議決定された政府の「新型コロナウイルス感染症緊急経済対策」により「GIGAスクール構想を加速し、全ての子どもたちの学びを保障できる環境を整えること」が重要視されています。

 

これを踏まえ、国では、端末整備等のGIGAスクール構想を早め、コロナ禍の万が一の学校休校時においてもICTの活用により子どもたちの学びを保障できる環境整備を早急に実現するための補正予算が計上されました。

 

そうした中、来春の北区の児童生徒への1人一台タブレット配布を見据えてこの機会にぜひ取り入れていただきたい区立小・中学校のICT化について要望いたします。

 

◆連絡帳のアプリ化

まず一つ目、連絡帳のアプリ化についてです。

区立小学校では、未だに、児童の欠席連絡は手書きの連絡帳の受け渡しで行うのが原則です。

 

病気などで欠席する際には、学校にきょうだいがいないが場合、欠席するお子さんの連絡帳を近所のお友達が預かってクラス担任の先生に提出し、下校時には先生から宿題やプリントを預かり、欠席したお子さんにお返しするというやりとりがなされております。

 

メール等のICTを用いた連絡が、今与えられた学校側の環境では困難というのが現状です。

 

しかし、コロナ禍においては、病気の際に人を介した連絡帳の受け渡しには特にリスクが高いことから、尚更、別な手段とする方が良いことは明白であり、保護者の方々からも多くのご要望をいただいています。

 

ここで、北区内の複数の認可保育園においては、既に連絡帳機能アプリが導入されています。

 

保育園で数多く導入されている某連絡帳アプリについてヒアリングを行ったところ、個別導入を行っている公立・私立学校が全国で60校程度あり、コロナ禍を機に区立学校でも次々と導入が検討されているとのことです。

 

2020年3月の予算特別委員会でもご要望しましたが、

北区においても、教師の働き方改革も兼ねたコロナ対策の一環として、学校や児童生徒のICT環境が整うタイミングに合わせて、アプリなどの電子連絡ツールの導入をすべきと思いますがいかがでしょうか?

 

◆配布プリントのデジタル化

(ある日のプリント)

 

次に二つ目は、プリントの配布についてです。
区立小・中学校では毎日のように保護者への連絡プリントが数枚配布されます。

 

保護者の方々、子どもたちからも

「プリントがとにかく多い、プリントの仕分けにひと苦労、子どもや保護者がプリントをなくしてしまうこともあり管理に困っている、きょうだいがいると量が2倍3倍で更に大変」

 

というお声を多々いただいています。

 

ここで、配布プリントも含めアプリ等でデジタル化されている認可保育園も数多くみられる一方、小学校に入学すると、紙媒体での連絡方法のギャップに驚く保護者も多いのが現状です。

 

このプリントについては、学校側でも児童生徒分の印刷・配布にご苦労されており、現場の教員からも「可能ならばデジタル化を進めたい」というお声をいただいています。

 

家庭側でも内容の確認、プリント整理に頭を悩ませています。

 

学校のICT化がなかなか進まないことに、逆転の発想で、保護者がプリント整理の専用アプリ等を用いて、配布されたプリントをスマートフォンで撮影して保存し、プリントはすぐに処分するという方法で対応されているご家庭も見受けられます。

 

そこで、配布プリントの電子化、デジタル化を要望します。

 

プリントをホームページにアップして閲覧、ダウンロードできるようにすること、
または専用アプリの導入などによりプリントのデータを受信できるようにしていただきたいのですがいかがでしょうか。

 

対応が困難なご家庭には紙媒体で渡す、などのフォローも必要です。

 

企業など学校以外では既に多くのものが電子化されています。

 

セキュリティについて懸念の声もあると思いますが、セキュリティ機能に対応しているアプリも存在しています。

 

1人一台タブレット配布かつネット環境の整備という絶好の機会に併せて、区立小学校の連絡帳のアプリ化、そして、区立小・中学校のプリントの電子化・アプリ化等についても導入していただきたく、強く要望いたします。

 

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◆北区からの答弁概要(回答)

GIGAスクール構想による、一人一台端末の環境が実現した際に、これからのデジタル時代にふさわしい、迅速で効率的な連絡や情報提供ができるよう環境構築を進めていく。