11月24日、北区議会において3つのテーマについて訴えました。
お子さん・保護者の方々からご相談やご意見をいただいておりそれらの声を背負い、少しでも前進するようにと、全力で訴えました。
◆テーマ
①ブラック校則ゼロへ:
その1 https://komazakimiki.jp/6969/
その2 https://komazakimiki.jp/6978/
②学童クラブへの宅配弁当導入
③自殺現場での対策と支援
本日掲載‼️
今回投稿するのは自殺現場での対策と支援についてです。
非常に残念ですが、実際に毎年のように飛び降りが起きてしまっている場所について、まだまだ対策が不十分であり
区民からの現場対策に関するご要望も多々いただいていることから、更なる対策を求めました。
参考:自殺を未然に防ぎたい〜東京都北区の立体駐車場での対策について
また、近隣へのヒアリングなどから、目撃により精神的ショックやトラウマを抱えていらっしゃる方が複数いらっしゃるため
遺されたご家族や目撃者への精神的な支援のわかりやすい情報提供を行うよう訴えました。
同じことが繰り返されないよう、私の提案を踏まえて、3点を実施していただけるとのことです。
◆実施予定
①センサーライトを設置
②巡視員による場内監視の強化
③監視録画されている旨の音声案内
大きな前進です!
更には、要望を続けている内容でもありますが、早期に相談窓口につなげるための広報活動や、一番有効な策である柵の物理的な改良等については検討するとのことです。
また、ホームページ等での情報提供についても、現状は添付写真のようにタイトルからして分かりにくいことを指摘しました。
区からは
「必要な方に、わかりやすく情報を届けることができるよう工夫する」
とのことでした。
⬆︎
12月3日に改善していただけました‼️更なる内容の充実をはかるとのことです。
◆参考:北区のサイト
https://www.city.kita.tokyo.jp/k-suishin/jisatsu.html
区の方々も状況を真摯に受け止め、早急に対策を進めてくださっています。
本日で、今年の北区議会の一般質問に関する投稿は終了です。
これからも皆さんの声に寄り添い、現場の課題を解決すべく、議会においても日常の活動においても、着実に取り組んでまいります。
・・・以下原稿・・・
最後に大きく3点目、北区の自殺防止対策と支援について伺います。
新型コロナウイルス感染者減少で収束の希望が見えつつあるものの、日常生活の大きな変化により、心身の不調を感じる方が数多くいらっしゃいます。
昨今、自殺者の増加も深刻です。
2021年度版「自殺対策白書」によると、2020年の自殺者数は全国で2万1081人であり、前年比で912人増え、11年ぶりの増加となりました。
ここ北区においても自殺者が急増しており、平成30年度の48人から令和2年度は60人と、25%も増加しています。
自殺の多くは多様で複合的な原因や背景を有しており、北区における対策として、精神保健相談、自殺対策連絡会での情報共有、ゲートキーパー養成講座などが行われているところです。
それらと併せて実際の自殺現場での対策も非常に重要と考え、その対策と支援について伺います。
非常に残念なことに、区内のある場所において今年も飛び降りがあり、命が失われました。
近隣の方にヒアリングしたところ、当該場所からの飛び降りは、知る限り毎年のように起きているとのことです。目撃してしまうことで精神的にも大変お辛いご様子でした。
このように目撃者や近隣にお住まいの方々にも、大きなトラウマやショックをもたらします。
区民からの現場対策に関するご要望も多々いただいていることから、私自身も現場確認に伺ったところ、対策として、まだまだ不十分であると感じました。
そのため、この場所から命を落とそうとされる方をなくしたいという想いで所有者を探したところ、北区が管理する施設であることがわかりました。
北区へ早急な対策について要望し、取り急ぎ「場内監視中」という表示を複数設置していただきましたが、更なる対策が必要です。
国立精神・神経センター精神保健研究所・自殺予防総合対策センターが発行した
「自殺多発地点で取られるべき活動の手引き」
を参考に、現場での複合的な対策として有効とされている3点をご提案いたします。
一つは、有刺鉄線や更に高い柵などを設け、物理的に飛び越えることを不可能にすること
二つ目は、センサーライトなどの照明で明るくすること
三つ目は、自殺を考える人が助けを求められる機会を作ること、具体的には、SOSの専用ダイヤル、ライン相談等のご案内を設置することです。
同じことが繰り返されてはならないことであり、他にも有効な策があれば実施していただきたく、早急な対策を求めますがいかがでしょうか?
そしてまた、残された当事者のご家族、友人、目撃者に対してもサポートが必要です。
残された方々が、グリーフケアや電話相談含むカウンセリング、遺族の集いなどのサポートにつながることができるよう
ホームページ等で分かりやすい情報提供を行っていただくことを要望しますがいかがでしょうか。
これで質問を終わります。
ご静聴ありがとうございました。
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