2021年も、あとわずかで終わろうとしています。
今年もコロナ禍が続き、多くのイベントが中止となりました。
飲食店の方からも今年の半分以上は営業できず大変な年だったと伺いました。
多くの方々にとって非常に厳しい状況が続いた年でもありましたが、コロナワクチン接種も進み、感染者数が減少し希望の光が見えたものの、昨今のオミクロン株出現により、予断を許さない状況です。
そのような中、ひとり親、障害児・者、一人暮らしの高齢者の皆様のように、特に声をあげにくい方々の声に寄り添い、現場主義を貫き、課題解決に向け全力投球してまいりました。
私の活動は、その背後に想いを同じくし共に手足を動かしてくださっている区民の皆様、応援してくださる皆様があってこそです。
深く感謝申し上げます。
当選してこれまで11回の北区議会定例会がありましたが、一度も欠かさず登壇し課題解決に向け果敢に取り組んできました。
議会活動のほか、少しでも区政について知ってもらい身近に感じていただけるよう、日常のウェブでの発信、みっきー通信の発行、駅での街頭活動等、アウトプットも着実に行うことで、年間相談件数は200件以上にのぼります。
今年はコロナワクチンの予約が難しいお一人暮らしの高齢者の予約お手伝いや体調が心配な高齢者のお宅訪問も行いました。
これからも区民の方々のお声に真摯に向き合い、想いを託してくださっている方々の声を背負っていることに使命感と責任感を持って、活動に臨みたいと思います。
最後になりますが、今年最も心に残ったことは、何年も前から応援してくださっている90歳のおばあちゃんに会いに行き、とても喜んでいただけたことです。
定期的に激励のお手紙をくださり
「いつか会いたい」
とおっしゃってくださっていました。
来年も先が見えないコロナ禍ではありますが、しっかりとみなさんの声を聴き集め、寄り添っていきます。
それでは、皆様良いお年をお迎えください。
皆様にとって、素晴らしい年になりますように。
・・2021年実現に貢献できたこと・・
◆コロナ関係
●重症化リスクある自宅療養者へ北区版抗体カクテル療法を開始‼
抗体カクテル療法は、新型コロナ感染症の軽症・中等症患者向けの治療で、重症化リスクを低減する効果があります。
他の議員からもご要望がありましたが、私も北区への要望を重ね、2021年9月の議会においても訴え、2021年9月16日から抗体カクテル療法が開始されました。
●新型コロナ自宅療養者への訪問看護・往診が開始(2021年8月21日から)
2021年2月議会にて、北区の自宅療養者に対して行われている電話確認とライン相談だけでなく、墨田区などで行われている往診や訪問看護により重症化を未然に防ぐよう訴えました。
北区医師会や訪問看護ステーション、薬剤師会等のご協力により、本格稼働されました。
◆課題解決
●不登校対策「家庭と子供の支援員」制度の初周知・初公開(10月から)
これまでどこにも公にされていなかった、隠れ不登校支援制度「家庭と子供の支援員」の周知が実現しホームページに掲載していただけました。
●不登校の適応指導教室「ポップステップジャンプ」の拡充
区立小中学校には300人以上の不登校のお子さんがいる中で、ほとんどのお子さんが通えていない実情、体制面の課題について、他の先進自治体の取り組みを参考に下記2点を要望しました。
①社会的自立を促す仕掛けづくりができる「支援」を重視した人員構成
②居場所機能の増設
その結果、人材確保、支援事業研究について改善されることとなり、事業の拡充へと繋がりました。
●重すぎるランドセル・カバン対策/置き勉の徹底とリュック登校が可能に
子どもたちの健康にも影響している重すぎるランドセル・カバン対策として
①小中学校の置き勉のさらなる周知徹底
②リュックでの登下校をあたり前に選択可能に(在校生・新入生への周知)
上記2点を要望し、リュックでの登下校については、在校生のほか新入生のプリントへの記載についても7月2日の校長会で周知いただきました。
●小学校の連絡帳・配布プリントのICT化(7月末から順次)
原則、学校をお休みする際には連絡帳を用いた連絡となっており、子どもの体調不良等の中、近所のお友達にお願いするなど連絡帳の受け渡し等が大きな負担に。
2021年2月議会、2020年予算特別委員会での訴えてきました。
今年4月からの児童生徒への一人一台パソコン配布により、実現が進みました。
●多胎家庭の家事・育児支援が実現
(4月から)
これまで親同士の交流会しかなかった北区の多胎家庭支援。
そこで、2019年11月議会、2020年9月議会等において下記3点(①家事育児支援・②タクシー等の移動にかかる補助、③保育園優先入所のための加算)について支援を訴え続けてきました。
そのうち、家事・育児支援で要望した2点が実現しました。
❶多胎児の安心ママパパヘルパーの利用期間、回数の拡充
❷ベビーシッター利用補助の導入
●紙の「子育てにっこりパスポート」が既存のアプリ「きたハピモバイル」に統合(4月から)
2020年の決算特別委員会で訴えた2点が実現
❶既存のアプリ「きたはぴモバイル」の一部として、このカードを表示
❷アプリで協賛店が検索に
●東京都北区立小学校の教材費「集金袋」から「口座引き落とし」へ(4月から)
令和2年11月の北区議会で小学校のICT化について、連絡帳やプリントの電子化とともに訴えた内容の一つ。
多くの小学校の教材費については、いまだに一円単位まで、子どもが現金を持参し、先生が回収する集金袋形式。
先生方の業務効率化が急務となっています。
私の議会での訴えを受けて、校長会にてお話いただき、令和3年4月から、新たに複数の学校が口座引き落としを取り入れてくださいました。
●未就学児のベビーシッター利用補助(4月から)
多胎家庭支援の一つとして、2020年9月議会等で導入を要望していました。
全ての子育て層が利用できる東京都のベビーシッター事業を利用した一時預かり(未就学児子育て全世帯対応)です。
◆まちの安全対策
●赤羽駅前での自転車走行が危ない‼️路上駐車が常態化への安全対策
●東京都北区赤羽の客引き対策 青パト警備員の巡回
(写真:赤羽商店街振興組合の皆様と)
赤羽一番街、赤羽駅の客引き問題について、6月の北区議会で深く掘り下げて課題を訴え、改善策を提示してきました。
そして青色パトロールの巡回が実現、更には、区民の方々と粘り強く要望してきた客引き防止条例が令和4年度に制定予定と発表されました。
なお、客引き問題は、約20年前から多くの議員が問題視し取り上げてきたもので、ようやく大きく前進しました。
❶客引き注意看板
地上にあると壊されてしまうため、街頭の上の方にもプレートを設置。
❷客引きについていかないように促す啓発放送
❸青色防犯パトロールの警備員の徒歩での巡回指導が開始
→議会での要望が実現
❹客引き防止等の迷惑防止条例
→令和4年度に制定予定と発表がありパブリックコメント等実施
●北区立桐ヶ丘中央公園 何年もボロボロの木製ベンチが新しく‼︎花壇の修繕も
公園のベンチが木製で経年劣化が進み、何台も朽ちており、ささくれだっている部分もあることから使用するのが危険な状況が何年も続いていました。
区民の方々からのお声を受け、令和2年5月に北区の担当課に依頼し、半年後に、ベンチが新しくなりました!
その他、花壇の修繕等、安全対策を施していただけました。
●王子駅周辺 音響式信号機の音量改善・時間延長・新設の実現
視覚障害者の方々は、音で青信号をお知らせする、音響式信号機を頼りに横断歩道を歩行します。
しかし王子駅周辺において、音がほとんど聞こえない、20時以降は音が鳴らないなど、命の危険を感じたことがあると全盲の方からご相談いただきました。
王子警察署にご相談し、迅速に改善していただきました。
❶音量改善(11月18日):東京さくらトラム王子駅隣
❷時間延長(11月18日):巣鴨信用金庫 王子支店前の2箇所
❸新設(令和4年度):王子駅北口改札からサンスクエア方面への2箇所
●醸造試験所跡地公園付近の悪臭問題を改善
醸造試験所跡地公園のトイレそば、汚水マス付近から悪臭がすると地域の方からご相談いただきました。
早速現場確認を行ったところ、トイレの排水管と雨水排水管が合流する汚水マスに臭気対策が施されていないことが判明。
臭気対策として、逆止弁を取り付けていただき、周辺一帯の臭気問題が改善されました。
●赤羽3丁目 不法投棄対策として2つの改善策を実施!
赤羽3丁目にお住いの方々から不法投棄についてご相談がありました。
特に引っ越しシーズンは不法投棄が増え、家財道具を丸々捨てていく方や、車で通行ついでに捨てていく方も多いとのことで、2つの対策を講じていただきました。
❶投棄物の撤去
❷注意喚起の看板設置
●浮間3丁目 粗大ごみ不法投棄対策として注意喚起の看板を設置
浮間3丁目の粗大ゴミ不法投棄地帯は、日に日に投棄物が増えているという深刻な状況でした。
こちらは、私有地であることから撤去に時間がかかるとのことで、至急の対策として、北区や警察の方で注意喚起の看板を設置していただきました。
●田端新町2丁目 不法投棄対策として3つの改善策を実施
田端新町2丁目の線路沿いに、継続して不法投棄がなされていると近隣住民の方からご不安の声をいただき、3つの対策を講じていただきました。
❶不法投棄禁止の看板の設置
❷近隣の防犯カメラについて分かりやすい表示の設置
❸細い道に生い茂っていた雑草を撤去
●音無親水公園の石畳凹凸補修を
東京都北区の王子駅北口改札そば、音無親水公園の石畳について
「車椅子での通行時、ガタガタして困る」
「つまづいてしまい、危ない」
などのお声をいただきました。
そこで、高齢者支援の方、高齢者やご相談者、区の職員等と現場確認を行い、補修工事をしていただきました。
●王子1丁目 一方通行での逆走が多発防止対策
王子駅徒歩5分、北区王子1丁目のヨークフーズ王子店の裏、北区立柳田公園そばの交差点は道が狭く、一方通行となっています。
現地確認に伺い、近隣の方にヒアリングしたところ、毎日2・3回は逆走を見かける程の多発地帯であることが分かりました。
北区各担当課と警察署との連携にて3つの対策が実現し、1つが検討中です。
❶右折禁止の看板設置
❷左折禁止の看板設置
❸路面表示「止まれ」の塗り替え→年3回の作業時に実施予定。
❹既存の規制標識のワンサイズ大きいものへ付け替えを検討中(警察にて)
●滝野川6丁目横断歩道前で一時停止しない車両多発 注意喚起の看板設置等の対策
滝野川6丁目の交差点手前の横断歩道。
仲通り商店街から横断歩道を行き来する歩行者が多く、滝野川紅葉中や谷端小学校の通学路にもなっています。
また、近隣には幼稚園等もあり親子連れも数多く通行する道となっていますが、車両が停止線を守らないままスピードを落とさず横断歩道を通過してしまい、実際に事故もありました。
担当課に相談し、2点を実施していただけました。
❶「歩行者優先一旦停止」の看板設置を2箇所(北区)
❷標識の付け替えの検討、取締り強化の実施(警察署)
●北区十条の南大橋 転倒事故多発のツルツル滑る歩道が滑りにくいアスファルトに
十条台パノラマプールなどに行く際にも通行する大きな高架橋の歩道についてです。
この橋は、十条台の高台と王子3丁目方面をつなぐ高架橋で、登園・通勤など様々な用途で多くの方がご利用されますが、歩道路面が雨に濡れると特に、ツルツルと滑るタイル仕様となっていました。
そのため自転車の転倒だけでなく、歩行者の転倒、怪我をされる方もおり、ご相談を受けておりました。
東京都の職員に相談し、2年がかりで修繕していただけました。
●北区赤羽台 見通しの悪いマルエツ公園前の横断歩道に注意喚起の看板設置
ヌーベル赤羽台団地にある公園、通称マルエツ公園(赤羽台二丁目UR都市機構ヌーヴェル赤羽台団地公園)の北側に横断歩道があります。
この横断歩道をお子さんと渡っている際に、何度か車にひかれそうになり、怖い思いをした等のご相談がありました。
北区担当課に相談し、「歩行者あり注意」の看板を横断歩道の両側に設置していただきました。
●民家の塀に激突者も!北区赤羽北1丁目 見通しの悪いT字路の安全対策
近くに保育園や児童館があり交通量も多く、赤羽駅方面に向かう道が急な坂になっているます。
その坂を下りるスピードで自転車が曲がりきれず、自転車が民家の塀に激突したことがあるそうです。
自転車同士だけでなく、歩行者と自転車の接触事故も懸念されるとのご相談があり、T字路に赤線を施していただきました。
●北区赤羽西6丁目ママたちが立ち上がった 「子ども達を安全に登校させたい」対策の実現
子どもたちが桐ヶ丘郷小に通う通学路において、トラック等がスピードを出して通行するため危険であり、ママたちが毎朝登校の付き添いをしていました。
ママたちは、なんとか改善しようと、署名活動の上、北区に安全対策を求めました。
私は、ママたちのご要望と北区からの提案をすり合わせる橋渡しのお手伝いをさせていただきました。
❶緑色の「文」マークの電柱巻付け看板 を4箇所
❷通学路の黄色の看板設置を1箇所
❸危険な交差点の注意喚起を行うための赤色の路面表示を3箇所(令和2年3月施工)
--------------------------------------------------------------------------------------------
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
にほんブログ村に参加中です。もしよろしければクリックして応援お願いします。
にほんブログ村